反省しません会【ゴストリ】
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、来年も融合モンスターは笑いっぱなしだろうなという予感がします。アド損召喚と呼ばれたのも今は昔ですね
今回は改定により動くカードが多いので、師走で行きます
【禁止】1枚
フュージョン・デステニー
…はい。
純D-HERO使いにはたまったもんじゃないお話。
多くの決闘者が思いの丈を語りまくってるのでそちらにお任せします。次。
【制限】3枚
幻影騎士団ティアースケイル
プランキッズ・ミュー
抹殺の指名者
・幻影を代表してティアースケイルを捕縛。墓地肥やしと自己ssというトンデモ効果でXソリティアの初動として活躍。ランク3にするでもケルビーニを作るでも好きにでき、水遣いにアクセスする事で勇者展開を見せました。幻影としてはパワーダウンには違いないですが、霧剣やローブにブーツが生存してるのでまだまだ環境に名を連ねるでしょう。妨害罠で蘇生するってなんだよ。
またリヴァイエール、アーゼウス、未来龍皇、ロンゴミアント、ゴシップシャドーなんかはノータッチなのでX召喚は安泰組。
ヒロイック新規の為にかロンゴミアントはノータッチ。これが一番よろしくないなと。
・ミュー規制は明確なパワーダウン。リンク1の規制はトライメアマーメイドなどの例から下手すれば禁止の可能性もあったので制限は温情。プランキッズの今後はオルフェゴールガラテアを縛られてからのオルフェゴールのような立場になるかなと。
・抹殺の指名者は空中戦の一角を担っていた環境カード。デッキからニビルや泡影などカウンターカードを飛ばして先攻展開を押し倒す事を可能にしてきましたが、ここにきて御用。
現状墓穴2枚抹殺1枚と先攻展開側は苦しくなります。通りにくくなっていた増Gが2枚採用に移っていた現環境も、これにより変化がありそうです
今後はGを打たれただけで悩む事になります。うらら、墓穴、抹殺で止められるとはいえ、3種6枚を初手で握る確率を加味すると放たれたGが重く響きます。高速デッキは思案の時か。
【準制限】
アラメシアの儀
聖殿の水遣い
オルターガイスト・マルチフェイカー
龍相剣現
メタバース
・勇者セットの2枚がまさかの準制。運営にしては早い規制に驚きですが、ケルビーニが生きているので幻影には意味が薄いか。
・マルチフェイカー準により、オルターガイストは泡影、タイフーンを積んで0ターン展開も見えてきます。増Gが通り易くなったことで増えた手札から投下できるかもしれません。とはいえ捲り性能が低いので先攻を取られたらフェイカーからの展開すらも些事でしょうが。
・龍相剣現の準で安定性を落とす相剣。カテゴリ内のモンスターがどれも1枚初動にならないので虚無や勅命アロマを採用した罠型の相剣には構築が悩ましいところ。幻竜族を厚めにとる必要があるか。
・メタバースは魔昌洞の禁止により緩和。これに伴ってトラップトリックを介する事でフィールド魔法へのアクセスが快調になりました。相手ターン直接フィールドを発動できるためネクロバレーやアンデッドワールドなんかが強烈です。
【無制限】
EMドクロバット・ジョーカー
魂喰いオヴィラプター
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
スケープ・ゴート
・ディメンションフォースで登場するEMオッドアイズを快適に遊んでもらうようサーチャーのジョーカーも刑期を終えました。
EMジェントルードがEMレディアンジュとニコイチで使用する為、アクセスを良好にする狙いが見受けられます。魔術師も恩恵があるので遊矢デッキ全般にとっての朗報ですね
・サーチ、墓地肥やし、破壊、蘇生と恐竜界の4番バッター魂喰いオヴィラプターがついに解禁。前回から粛々と緩和されてきて、化石調査と共に恐竜族は再びアクセス良好カテゴリとなりました。ダイノルフィアの登場が後押しになったのは言うまでもなく。彼らも破壊された時の効果を有するので展開ルートが広がる事でしょう。
そんなに自壊したいのか、絶滅するぞ。と心配にならなくもない。
・レダメ。聖刻で使い倒されてから規制と緩和を繰り返し、ついにエラッタからの完全解放されました。アトゥムスで呼び出して暴走召喚し、ドラゴン展開した後グスタフマックスでシメる時代もありました。現代ではランク10も幅広くなってきたのでこのギミックの再雇用もあるかもしれません
・鉄獣によるビースト系が底上げされて一年。シュライグを一枚で作れるスケゴも解放されました。発動ターンは他の召喚特殊召喚が禁じられる点が現代では遅い為、相手ターンに発動するシーンがよく見られました。
かつて投獄された時はまさに新規が生き残る為のスケープゴート(身代わりの羊)といった哀愁が漂っていましたが、無罪放免。おめでたい。
《総括》
といった所で制限改定のお話でした
正直言って、甘いな。と
先々に控えた新商品の為に、規制すべき所をスルーしている感は否めないため環境の揺れは微々たるものかなと。
とはいえ罠型デッキはバックを割りまくってくるデスフェニがいなくなったので追い風。まだしばらくエルドリッチを見かける事でしょう。
烙印融合型の派生デッキもそれ以上見かける事になるとは思いますが
なにげに異星の最終戦士が値上がりしてるのもルベリオンら烙印組の影響のようです
融合代用がここにきて目覚めるとは、さすがは遊戯王だなあと。
というわけで。
新環境も大会に出たり出なかったりして遊びたいと思います
ではまた!