神無/ゴストリ 遊戯王観進帳

神無とゴストリの2人による、遊戯王に関する話題を気分のままに書いて行くブログです。主にファン寄りの内容になるとは思いますが、制限改定の予想をしてみたり、制限改定が発表されたタイミングで次期環境でどのようなデッキが活躍するかも書いて行ければと思います。よろしくお願いします。

集え、四天の竜(神無)

ドラゴンって特別な存在みたいな感じがして、カッコいいですよね。

言うて、ドラゴン族が主役のデッキ2個しか無いんですがね。

どうも、神無です。

今回はデッキ紹介という事で、早速見て戴きましょう。

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はい、デッキ名がやたら長い事で有名な(?)EM魔術師覇王オッドアイズですね。

こちら普段私が使ってるデッキになりまして、四天の竜(オッドアイズ、ダークリベリオン、クリアウィング、スターヴヴェノム)を使いたくて組んだモノになります。

EM、魔術師、オッドアイズの特徴として上げられるのが、カバーするカテゴリーが多い分、とっ散らかり易いデッキタイプです。

これからオッドアイズを使いたい!という方への参考になれば幸いです。

 

解説

何と言ってもこのデッキ、サーチ手段が豊富で様々なカードにアクセスする事が出来ます。

例えばこのカード。

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『超天新竜 オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン』は500ライフを払い、手札から捨てる事で、レベル8以下のドラゴン族Pモンスターをサーチ出来ます。

後述する『覇王眷竜 スターヴ・ヴェノム』の存在もあり、なるべく墓地に送っておきたいカードです。

 

次にこのカード。
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天空の虹彩は展開したは良いものの、揃っていないPスケールを整え、オッドアイズをサーチする事が出来る上に、PゾーンのEM、魔術師、オッドアイズは相手の効果の対象にならない効果を持っています。

相手は展開手段の要であるPスケールを破壊したい所ですが、Pスケールに干渉するためにはこのカードを破壊する必要があります。

惜しむらくはこのカードを直接サーチするカードが、テラフォーミングしか無い上に、テラフォーミングそのものが制限カードであること。

メタバースを採用しても良いのかなと思いましたが、罠カード故の遅さを懸念し採用を見送りました。

いつの日か、ストライカードラゴンやダークインファントのような、このカードをサーチさせてくれるリンク1が来る事を祈ってます。

 

天空の虹彩が張ってある状況で大活躍するカードがこちら。

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オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン』はオッドアイズが戦闘、効果で破壊された時、自分の手札、デッキ、墓地からオッドアイズを特殊召喚出来ます。

天空の虹彩でその場に適したオッドアイズをサーチしながら、オッドアイズを蘇生したり出来る超優秀な1枚です。

このカードがPゾーンに無ければ、話が始まらないレベルです。

特殊召喚するオッドアイズに制限は無いので、蘇生制限さえ満たしていれば、『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』と『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』が蘇生出来るのは控え目に言って強いです。

 

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メインデッキのモンスターで優秀なアタッカーである『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』

マンガ版遊矢のエースモンスターですね。

戦闘に関する効果を有しており、P効果は戦闘補助、モンスター効果は相手ライフへの追加ダメージとなってます。

あまり採用されない印象がありますが、しっかり強いです。

特にモンスター効果の追加ダメージはバカに出来ません。

 

またチューナーである『調弦の魔術師』と『貴竜の魔術師』『EM オッドアイズシンクロン』によりシンクロ召喚

『EM トランプガール』と『EM オッドアイズ・ディゾルバー』により融合召喚が行えます。

特に調弦の魔術師は魔術師が誇るパワーカードで、このカードを使って融合、シンクロ、エクシーズ召喚する際は魔術師を相方にしなければいけない制約はあれど、手札からP召喚に成功しただけで素材を揃える事が出来るので、流石制限カードだけの事はあります。『ドクロバットジョーカー』と一緒に制限緩和して、どうぞ。

ディゾルバーは融合召喚だけでなく、エクシーズ素材にも使え、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』を出す際に重宝します。

 

EXデッキについて

まず出したいのはこのカード。

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オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』ですね。

特殊召喚成功時の相手モンスターバウンスと、EXデッキにある表のPモンスターをデッキに戻す事により、モンスター効果、魔法罠を止める事が出来ます。

アークペンデュラムで蘇生しても、バウンス効果を使える上に、強力な妨害効果を持っているので、確実に出しておきたいモンスターです。

 

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『覇王眷竜 スターヴ・ヴェノム』は両プレイヤーのフィールドか墓地のモンスターの名前と効果を得る事が出来ます。

レボリューションドラゴンの効果と名前をコピーすれば、お互いのフィールドと墓地をリセットする事が出来ます。

 

珍しい所ではこのカード。

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『EMガトリングール』でライフアドバンテージを広げ、ファントムドラゴンやダークリベリオンを絡めてゲームエンドまで持って行きます。

完璧に余談なのですが、この手のガトリングを見るとバイオハザード5を思い出します。

 

動き方

まず『デュエリストアドベント』『螺旋のストライクバースト』『ペンデュラムコール』等のサーチカードでPスケールを揃えます。

レベル7がP召喚出来る状況になれば、ボルテックスや『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』で妨害を構えながらビートしていきます。

相手が高打点のモンスターを展開するようなデッキであれば、EXデッキの『覇王白竜 オッドアイズ・ウィング・ドラゴン』と『覇王紫竜 オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン』が活躍します。

特に覇王白竜は召喚条件が「闇属性チューナー+チューナー以外のクリアウィング」と難しいですが、オッドアイズ・シンクロンを活用すれば出せますし、強力な盤面処理効果を持っています。

 

弱点

このデッキの弱点といえば、まず思い浮かぶのは『魔封じの芳香』ですね。

事実上P召喚を封じられる為、デッキ単位で強みを失います。

幸いオッドアイズには『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』とオッドアイズ・シンクロンという下級モンスターが存在するので、『螺旋のストライクバースト』で破壊する事が出来ます。

 

ツイツイこと『ツインツイスター』も脅威ではありますが、天空の虹彩がある際はPスケールは守る事が出来ます。

 

『マクロコスモス』も遠慮願いたいですね。

ボルテックスのコストが無くなる上に、完全に後続の展開を断たれてしまいます。

螺旋のストライクバーストを使いましょう。

 

色々な召喚法を使うため、『次元障壁』も結構刺さります。

実質的に1ターンスキップさせられるのと同じなので、盤面にあるカードだけでそのターンを凌ぐ事になります。

 

最後に

『EM ドクロバットジョーカー』や『調弦の魔術師』『ペンデュラムコール』等数々の制限カードを抱えた上に、周囲のデッキパワーが上がった事により、全盛期のような猛威はありませんが、展開デッキでありながらペンデュラム召喚というリソースが枯れにくい性質と魔術師カード1枚1枚のスペックの高さは、やはり目を見張るものがあります。

皆さんもEM魔術師覇王オッドアイズを組んで遊んでみては如何でしょうか?

 

では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。