いつからテーマ内の切り札を使うと錯覚していた?(神無)
斬魄刀では千本桜が好きです。
どうも、神無です。
以前、VFDが今になって暴れててヤベェ!って話をしました。
最近もう一枚暴れてる9期のカードがいるので、紹介していきたいと思います。
そのカードがこちら。
アルティメット・デクレアラーです。
ネクストチャレンジャーズに収録されていたカードですね。
このパックはダークリベリオンがパッケージとなっており、クリフォートやデストーイファーニマルといったカテゴリーが収録されていました。懐かしい面々ですね。
では、そんな懐かしいアルティメット・デクレアラー(以下アルデク)がどのように暴れているのかを見ていきましょう。
概要
まずはアルデクの細かいステータスや効果をおさらいしましょう。
星12/光属性/天使族/攻2000/守3000
「宣告者の神託」により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って以下の効果を発動できる。
●相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
デカいモンスターは強い(確信)
はい、手札の天使族モンスターをコストに相手の行動を妨害する大型の儀式モンスターですね。
攻撃力は低いですが、なまじその妨害効果を掻い潜りながら、3000の守備力を突破するだけのモンスターを用意するか、魔法カードで処理するのは困難でしょう。
しかし、当時はこのアルデクも使われてませんでした。
今になって何故暴れているのか?
それは天使族の手札リソースの確保手段が充実した事に起因します。
どんなカードが増えたのか?
ネクストチャレンジャーズ以降、アルデクのサポートが出来る天使族にどんなカードが増えたのかと言いますと
*サイバーエンジェル 弁天
*イーバ
*宣告者の神巫(デクレアラーディヴァイナー)
ですね。
念のため、一枚一枚のステータスと効果の方を紹介しておきます。
・サイバーエンジェル 弁天
星6/光属性/天使族/攻1800/守1500
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。
・イーバ
星1/光属性/天使族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分のフィールド・墓地の天使族・光属性モンスターを2体まで除外して発動できる。
除外した数だけ、デッキから「イーバ」以外のレベル2以下の天使族・光属性モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
・宣告者の神巫
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
アルデクを儀式召喚するためにリリースした弁天や、前提条件はあれどイーバとデクレアラーディヴァイナーはお互いにアクセスし合う事が出来ます。
これによって、アルデクの妨害性を底上げ出来るようになった訳ですね。
ところが
今紹介したカードが徒党を組んで暴れているデッキが、ドライトロンなんですよね。
ドライトロンは攻撃力を参照して儀式召喚を行い、大型儀式モンスターを着地させ、ビートするデッキというのはご存知かと思います。機械族なので、リミッター解除したくなるのはきっと私だけでしょう。
機械族を見るとリミ解したくなるのは、私の悪い癖。あ、一つ良いでしょうか?貴方の残りライフ幾らですかね?(某刑事ドラマ風に)
1/17に行われたとあるCSにて優勝したドライトロンにはドライトロン儀式モンスターが採用されておらず、 採用されている儀式モンスターはこのアルデクと、手札コストにもなる弁天、那沙帝弥(ナーサテイヤ)のみです。
いやぁ、驚きました。そんな発想、私にはありませんし、遊戯王おもしれぇ!ってなりましたね。
このデッキを作り上げ優勝した方を素直に凄いと思います。
ファフμβが儀式召喚する際のリリースコストを、自身のX素材で肩代わり出来る上に、召喚する儀式モンスターに縛りが無いのがポイントですね。これで那沙帝弥やアルデクを正規召喚出来ます。
EXデッキもヴァレルソードやアーゼウス、ベアトリーチェ等強力なモンスターを用意してあるようです。
詳しいデッキレシピに関しては、調べてみて戴ければと思います。
これを踏まえた上で……
制限改定に影響あるの?と言われると、私個人の意見としては無いと思います。
現状が現状なので、CS等の大会が開かれづらく、環境に食い込むデッキがどれなのかというのが、わかりづらいながらも、群雄割拠の環境であり、わかりやすい一強環境では無いからです。
終わりに
今回はVFDと共に同じ9期に登場し、今活躍するアルデクのお話でした。
私自身CS等の大会に出た事の無い、エンジョイ勢で大会の結果を見るのも「このデッキが流行ってるのか」という参考のために見るくらいです。
それでも新しい発見はあると思うので、皆さんも逐一チェックしてみてはどうでしょうか?
今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。