幻魔顕現(神無)
かつて全てを滅ぼす程の偉大な力を手にした神獣がいたー
まぁ今回紹介するのは神獣じゃなくて、悪魔が主役なんですけども。
どうも、神無です。
デカいモンスター出したい!相手モンスター殴り倒したい!
そんな私の欲求に応える、あるデッキを今回は紹介します。
(尚タイトルでネタバレしてる模様)
はい、割りとテンプレ通りって感じの幻魔ですね。
デビュー当時からちょいちょい使ってまして、『混沌幻魔アーミタイル』の召喚も狙って行くデッキでした。
その頃はアーミタイルを出せない状況下でも『降雷皇ハモン』で蓋をして『幻魔皇ラビエル』や『神炎皇ウリア』の火力で押し切れたりしてました。現代遊戯王程、試合展開が速くないからこそですね。
アーミタイルは戦闘では破壊されず、自分のターンのみ攻撃力が10000アップする化け物ですが、相手ターンでは攻撃力0の案山子も同然なので『宝玉獣エメラルドタートル』を使って、殴った後守備表示にするといった工夫をしていました。貫通ダメージはご愛嬌。
というより三幻魔全部入れるよりも、各幻魔を特化させた方が強かったんですよね。ハモンなんて宝玉獣で使われてた位ですし。
ではストラクチャーデッキによって、どう変わったのか今更ながらおさらいしましょう。
*幻魔の出し易さが上がった
ご存知の通り、各幻魔へのアクセス手段が大幅に増えました。
ハモンとの噛み合いが良い『天変地異』と『デーモンの宣告』を使わずとも、各幻魔を手早くサーチするか、特殊召喚する事が出来るようになりました。
『七精の解門』
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、
またはそのいずれかのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
自分の墓地から攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の墓地から永続魔法カード1枚を選んで手札に加える。
『暗黒の招来神』
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、
またはそのいずれかのカード名が記された、「暗黒の招来神」以外のカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を召喚できる。
各幻魔をサーチするカードですね。
状況に応じてそれに適した幻魔をサーチします。
『暗黒の招来神』は、幻魔だけで無く幻魔の名前が書かれたカードもサーチ出来る為、『七精の解門』をサーチして、更なるサーチに繋げる事が出来ます。
私の構築だとウリアを出す気が無いので、ハモンかラビエルをサーチします。
『混沌の召喚神』
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
いずれか1体を手札から召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「失楽園」1枚を手札に加える。
召喚条件を無視して幻魔を呼び出す最強のカード。しかも『失楽園』をサーチ出来るオマケ付き。
類似カードの『暗黒の召喚神』は、リクルートも出来る代わりに攻撃不可になるというデメリットがあり、上級モンスターであるため、重要度の高いカードです。
私が思うに、幻魔最強のパワーカードです。
*アーミタイルの召喚も楽になった
はい!これです!
それまでの幻魔でアーミタイルを出すには『ファントム・オブ・カオス』等、名前をコピー出来るモンスターを使うのが普通でした。いくらそれまでのゲームが、今のように高速化して無くても、揃いませんもの。
たった2枚のカードでアーミタイルが格段に召喚し易くなりました。
『カオス・コア』
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時に発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」を
それぞれ1体まで手札・デッキから墓地へ送り、
墓地へ送った数だけこのカードに幻魔カウンターを置き、
このターン自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードの幻魔カウンターを1つ取り除く事ができる。
このカオスコアで三幻魔を墓地に送ります。
そして……。
『次元融合殺』
通常魔法
(1):自分の手札・フィールド・墓地から、
「幻魔」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
自分フィールドに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれかが存在する場合、
このカードの発動に対して相手は効果を発動できない。
次元融合殺を発動し、カオスコアで墓地に送られた三幻魔を除外すればアーミタイルが着地します。
ネックなのはカオスコアが、攻撃か効果の対象にならなければいけない事。相手が対象にしてくれる保証が無いので、自分で対象に取る手段を用意するのが良いでしょう。
そして最強のアーミタイルへ……
前述した通り、アーミタイルは相手ターンにおいては攻撃力0の案山子です。戦闘では破壊されませんが、効果破壊はされます。
次元融合殺で、アーミタイルへの戦闘で発生するダメージは0になりますが、効果破壊されてしまう危険性は残ったままです。
あー、アーミタイルに効果破壊耐性付与するカード無いかなー!
『失楽園』
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーンの「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」
「混沌幻魔アーミタイル」は相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):自分のモンスターゾーンに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」
「混沌幻魔アーミタイル」のいずれかが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
ちゃんとあります!しかも2016年からあります!
つまり失楽園がある状況で、次元融合殺を使ってアーミタイルを出すと
・効果の対象にならない
・相手の効果で破壊されない
・自分ターンには攻撃力が10000で殴れる
・戦闘で破壊されず、発生するダメージは0になる
って訳ですね。
『混沌幻魔アーミタイルー虚無幻影羅生悶』もちゃんと強いです。
③の効果がちょっとわかりづらく感じますが、相手の場のカードを全て除外して、自分の場に『混沌幻魔アーミタイル』が着地します。
対象を取らない除外なので、だいたいのモンスターは処理出来ますね。
注意が必要なのが、虚無幻影羅生悶で出すアーミタイルには戦闘ダメージを0にする効果が、勿論付与されてないので必ず守備表示で出しましょう。
終わりに
勿論アーミタイルに拘らなくとも、ラビエルの攻撃力を倍にした上で、全体攻撃能力を付与する『幻魔皇ラビエルー天界蹂躙拳』によってもゲームエンドを狙えます。
デカいモンスター出して、相手のモンスターを殴り倒したい方は、幻魔を是非使ってみて欲しいですね。
では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。
【装備ランドサガ・リベンジ】(ゴストリ)
装備カードはアド損しやすいという言葉がいつから発生したか
少なくとも《マハーヴァイロ》に《デーモンの斧》を装備させて《青眼の白龍》を一狩りしていたハンター達のセリフではなかったように記憶しています
時代は流れ「ストラクチャーデッキR-ウォリアーズ・ストライク-」にて装備カードと戦士族のシナジーを高めたデッキが強化され、装備魔法も使いやすくなりました
今回は「とにかく装備魔法使い倒して遊びたい」という童心を形にしてきました
戦士に最強の旗印を背負わせ、いざ。
・主戦略
①《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果で任意の戦士族をサーチし、墓地に装備魔法を貯めながら戦士族を展開
②《ギルフォードザ・レジェンド》に装備魔法を拾わせて戦闘破壊によるアドバンテージを目指す
・今回採用した装備魔法は全部で11枚。打点を上げて殴り倒す目的と耐性を与えることも視野に入れてます
主なテキストは、
《妖刀竹光》
・墓地に送られると《竹光》カードサーチ
《折れ竹光》
・テキストにシミがあるバニラ
《焔聖剣−デュランダル》
・デッキから炎属性戦士族をサーチ&自壊
《天命の聖剣》
・戦士族に戦闘効果破壊をターンに一度免除
《アームド・チェンジャー》
・戦闘破壊成功時に装備モンスターの攻撃力以下のモンスターをサルベージ
《ガーディアンの力》
・装備モンスターの戦闘する攻撃宣言時に魔法カウンターを乗せ、カウンター数×攻撃力500UP
《最強の盾》
・守備力分攻撃力上昇
《月鏡の盾》
・ダメ計算時戦闘相手の打点+100の打点になる
《魔導師の力》
・自分魔法罠の数×攻守500UP。強い。
《モルトシュラーク》
・特殊召喚モンスターの発動した効果を受けない&装備モンスターの打点分デバフ
《ラプテノスの超魔剣》
・BP中に装備モンスターの表示形式を変更し効果による召喚
・戦略①で挙げた《イゾルデ》の成立には、
《ネオスペース・コンダクター》→《N・アクアドルフィン》or《ネオス》
《終末の騎士》→《サイレントブーツ》→《ブリガンダイン》
戦士族+《切り込み隊長》
戦士族+《焔聖剣デュランダル》or《キリビ・レディ》
の各ルートを採用。
《イゾルデ》の召喚時には戦略②の為に《ギルフォードザレジェンド》をサーチ。おおよそ1ターン目は準備段階なので召喚不能は気にしません。もし既に手札にあれば《開闢》でもいいでしょう
また墓地に装備魔法を貯める効果で呼び出すパートナーには《ヒーロー・キッズ》が1番アドバンテージを稼げます。これで《イゾルデ》以外に場には3体のモンスターが用意できるので、《アナコンダ》をリンク召喚し融合モンスターを出せるようになります
ここで出したいのが《フュージョン・デステニー》による《ドミネイトガイ》です
《D-HERO ドミネイトガイ》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻2900/守2600
「D-HERO」モンスター×3
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分または相手のデッキの上からカードを5枚確認し、好きな順番でデッキの上に戻す。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
(3):融合召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地のレベル9以下の「D-HERO」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを特殊召喚する。
高打点に加えて戦闘破壊成功時に1ドローの報酬がついているので、装備魔法でサポートして殴りたいモンスターです。戦士族というのもポイント。また破壊された場合、墓地からD-HERO3体を蘇生させられるので返しのターンの《ギルフォード》氏の贄とする算段もつきます。
相手に破壊されずとも《フュージョン・デステニー》の効果で呼び出していたモンスターは次のターンの終了時に自壊するので、やはり場には3体のモンスターが残ることになります
融合素材及び蘇生させたいD-HEROは2ドロー屋の《ディスクガイ》、1ドロー屋の《ドローガイ》、そして自動的に破壊耐性を与える《ドレッドガイ》
《 D-HERO ドレッドガイ》
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻 ?/守 ?
「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、
自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスター以外の自分のモンスターを全て破壊する。その後、自分の墓地から「D-HERO」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚されたターン、自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く
「D-HERO」と名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
《ドレッドガイ》は特殊召喚成功時にD-HEROに破壊されない状態を、「発動というプロセスを経ず適用させる」ので出し得の塊。貫通ダメージすらカットできる生存のプロです
復活した《ディスクガイ》《ドローガイ》の効果で3枚ドローするので装備魔法や展開カードを引き込め、返ってきた自分のターンで十全に殴り込めます
・《アナコンダ》による融合効果ではもう一つの融合、《ネオス・フュージョン》を発動させる事も視野に入れています。呼び出すのは素材に《ネオス》と星4以下を要求する《E・HERO ブレイブネオス》
素材には《トリック・デーモン》を落として《デーモンとの駆け引き》をサーチ。それにより呼び出せる《バーサークデッド・ドラゴン》は全体攻撃能力を持った3500打点で、戦士族シナジーを無視して余りある攻撃性能が生み出せます
《駆け引き》の発動条件には星8以上のモンスターが墓地へ送られた場合なので、《開闢》や《ドレッドガイ》《ギルフォード》が該当者になります。リンク素材にしてしまっても発動条件を満たせるので比較的簡単に出せるのは強みです。
リンク2の《トラックブラック》はリンク先にいるモンスターに、「戦闘破壊成功時に1枚ドローする」効果を付与させられます。全体攻撃と相性が良く、《駆け引き》のトリガーになるリンク召喚から使えるので狙える時は狙いましょう。
上手くいった時のアドレナリンは言うに及ばず。
・罠カードの《アームズ・コール》はデッキから装備魔法を手札に加えるか場のモンスターに直接装備するかの二択を選べます
罠なので相手ターンに備える迎撃のカードとしての側面が強く現れています
換装させる装備魔法は前述の通り、
・戦闘無敗を誇る《月鏡の盾》
・特殊召喚モンスターからの効果を受けなくする《モルトシュラーク》
・破壊耐性付与の《天命の聖剣》《ガーディアンの力》
と選択肢はマシマシ
《ラプテノスの超魔剣》の場合は相手ターンに召喚できるので、《イゾルデ》でサーチしておいた《ギルフォードザレジェンド》を召喚しフル装備モードで反撃出来たりします
・総括
という事で装備魔法を使い込む《ギルフォード・ザ・レジェンド》のお話でした
上手くいけば《ギルフォード》にフル装備させる事ができ、
例えば《魔導師の力》《最強の盾》《ガーディアンの力》《モルトシュラーク》《ラプテノスの超魔剣》を装備させた場合
「戦闘・効果で破壊されず、対象にとれず、特殊召喚モンスターからの効果を受けず、総攻撃力2600+2500(魔導師)+4500(盾)=9600打点で攻撃宣言ごとに500ずつ攻撃力を上げる」
という訳の分からん究極超人を生み出す事ができます
もはや最強を通り越してギャグの領域に足を突っ込んでいる気がしますが、最強を目指すのは人のサガ。
そうサガなんです
装備ランドサガ・リベンジ
と、タイトルが回収できたところでまた次回
「リベンジ」要素は《ギルフォード》のストラクRが発売された時に回収されるでしょう
ではまた
収穫祭(ゴストリ)
休日も決闘者なのでカードショップを眺めて次なるデッキの具にしようと模索
用がなくとも足が向いてしまうので、前世で恋人だったのかもしれません。カドショ。
というわけで収穫しました新たな仲間たち
《ギルフォード》氏は現代装備事情ではなかなか発展性がありそうだなあと思案
トライブリゲートはそのポテンシャルを大会にて遺憾無く発揮しているので足りないパーツを補うかたち
《トラックブラック》は連続攻撃と合わせてドローを重ねられたらなと。5枚ドローできれば勝利宣言。
そして漫画遊戯王ARC-Vを拝読しようと思い古本屋にて購入
しかし中身を読み始めた頃、本の感触に微かな違和感が、
(なんか後ろ硬くね…?)
!?
日頃決闘の神に祈ったおかげか、110円で付録まで付いてくるという僥倖
バイファムート以外は未所持だっただけに狂喜乱舞のお買得でした。古本屋の小粋な計らいたるや。
というわけで収穫のお話でした。
せっかくなので《バイファムート》のデッキでも組んでみようかしらん。
ではまた
つまりド級のナイトに進化(神無)
希望抜刀!Don`t miss it!
ドメタリックアーマー!
ドハデニックウエポン!
ドハクリョックナンバーズ!
ドラゴニックホープ!
すなわち、ド強い!
っていう仮面ライダーセイバーネタ思い付いたので、今回はZW採用型ホープの紹介です。
どうも、神無です。
早速デッキレシピの方をどうぞ。
前回紹介したのが『オノマト型ランク4ホープ』とするなら今回は『ゼアル型ホープ~オノマトを添えて~』といった感じでしょうか。
解説
まず、オノマトピアを含めて、オノマト要素を入れた理由ですが、ホープのエクシーズ召喚を円滑にするためですね。
2種のZSだけでホープのエクシーズ召喚を目指すというのも、私個人としては不安に感じたので採用しました。腐った場合は『ゼアル・コンストラクション』のコストとしてデッキに戻したりします。
ドラゴニックホープレイと共に収録された、専用のRUMである『ゼアルフォース』により、『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』にお株を奪われた『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』を採用出来るのも良いですね。
ここらでZWの解説をば。
*風神雲龍剣(トルネード・ブリンガー)
効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻1300/守1800
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力1300ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
相手は装備モンスターをカードの効果の対象にできない。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
「ZW-風神雲龍剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
このカードを装備しているホープに強力な耐性を与えます。
本来ホープに使いたい除去札を、このカードに使わせるのが目的ですね。
*荒鷲激神爪(イーグル・クロー)
効果モンスター
星5/風属性/鳥獣族/攻2000/守1200
自分のライフポイントが相手より2000ポイント以上少ない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
自分のメインフェイズ時、フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力2000ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
1ターンに1度、相手フィールド上で発動した罠カードの効果を無効にする。
「ZW-荒鷲激神爪」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
攻撃力の上昇値が2000と高く、相手の罠カードの発動を牽制出来ます。
また『エクシーズ・チェンジ・タクティクス』により、能動的にライフを削る為、特殊召喚も狙えます。
*雷神猛虎剣(ライトニング・ブレード)
効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻1200/守2000
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力1200ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
自分フィールド上の「ZW」と名のついたカードは相手のカードの効果では破壊されない。
装備モンスターがカードの効果によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
「ZW-雷神猛虎剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
攻撃力上昇値は低めですが、ZWを守る効果を持っています。トルネードブリンガーの維持が楽になりますね。
あとホープが自身の効果による自壊を一度だけ防ぐ事が出来ます。
*阿修羅副腕(アシュラ・ブロー)
効果モンスター
星4/炎属性/天使族/攻1000/守1000
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを
攻撃力1000ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
装備モンスターは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。
「ZW-阿修羅副腕」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
ホープに全体攻撃能力を付与します。
ライトニングは勿論、ヴィクトリーやビヨンドとも良相性で、特にビヨンドであればワンターンキルも夢では無いでしょう。
*天聖輝狼剣(フェンリル・ソード)
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1800/守1100
このカードが召喚に成功した時、
自分フィールド上の装備カード扱いの「ZW」と名のついた
モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
また、自分のメインフェイズ時、
手札のこのカードを装備カード扱いとして自分フィールド上の
「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分の墓地の「ZW」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
1つ目の効果は、装備カード状態のZWを特殊召喚する効果。言い換えれば、「手札から装備カードにできる」ZWを「手札から表側守備表示で特殊召喚できる」カードに変換できるとも言えます。
戦闘を介さないといけませんが、ZWをサルベージ出来る点も良いですね。
*極星神馬聖鎧(スレイプニール・メイル)
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1000/守1000
(1):「ZW-極星神馬聖鎧」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとして
その自分の「希望皇ホープ」モンスターに装備する。
(3):装備モンスターが相手によって破壊された事でこのカードが墓地へ送られた時、
自分の墓地の「希望皇ホープ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
③の効果により、ホープに疑似的な耐性を与えます。
☆4なので、ホープを召喚する為の素材にもなってくれたりします。
*天馬双翼剣(ペガサス・ツイン・セイバー)
効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻1000/守2100
(1):「ZW-天馬双翼剣」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分のLPが相手より2000以上少ない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドのこのカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(4):このカードが装備されている場合、1ターンに1度、相手フィールドのモンスターが発動した効果を無効にできる。
『竜装合体 ドラゴニック・ホープレイ』と共に収録された新たなZW。
イーグル・クローと同じくエクシーズ・チェンジ・タクティクスとの兼ね合いで特殊召喚を狙えます。
更に相手のモンスター効果を無効に出来るのが良いですね。今までモンスター効果を止めれなかったので、有難い新規カードです。
このZWを駆使するのが『竜装合体 ドラゴニック・ホープ』ですね。
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守2000
レベル5モンスター×3
このカード名はルール上「CNo.39 希望皇ホープレイ」として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードが効果の対象になった時、
または攻撃対象に選択された時に発動できる。
手札・デッキから「ZW」モンスター1体を選び、
その効果による装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
このカードが装備している「ZW」モンスターカードの数まで、
相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードの効果を無効にする。
ZWの装備によってこのカードは勝手に対象に取られる為、①の効果の能動的な発動は容易です。
②の無効効果ですが、対象を取る為、制圧や妨害としてはやや不安が残りますが、無効化は永続な為便利です。
『シャイニングドロー』等のサポートカードで、大量無効化を狙って行きます。
デッキ変更案
ゼアル・コンストラクションにより、RUMだけで無く『RDM ヌメロン・フォール』もサーチ出来るようになったので、ダブルアップチャンスを1枚抜いて、ヌメロンフォールに変更。
またエクストラデッキの『ガガガガマジシャン』と『ガガガガンマン』を『No.39 ホープルーツ』と『No.99 希望皇龍ホープドラグーン』に変更し、ホープ一色にするのも面白いかもしれませんね。
終わりに
個人的にZWはまだしも、ZSが増えるとは思っていなかったので、意外な新規で驚きましたね。
遊戯王ゼアルの主人公、遊馬のストラクチャーデッキが出る事が決まっているので、こちらも楽しみですね。
では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。
【くまクマ熊ベアルクティ】(ゴストリ)
北斗七星を象る熊集団【ベアルクティ】のお話です
先日この新しいカテゴリーを組んで動かしてみましたが、「実戦に勝る修行はない」と幽遊白書の骸の言ってた通り色々と使ってみた感触と共に今回は解説していきたいと思います
今回はベアルクティの使用者が増えるようにという布教解説になりますので、細々書いてます。
・特徴
所属モンスターは「★7獣族の非チューナー」と「★8の獣戦士のチューナー」で構成されるカテゴリーで、
①「自分・相手のメインフェイズに、手札から自身以外のレベル7以上のモンスター1体をリリースして自身を手札から特殊召喚できる」
②「特殊召喚成功時、固有効果(★8は自身以外のベアルクティ存在時に発動可)」
というのが一番の特徴です
手札の★7以上のリリースを要求するので重いものの、後攻0ターン目の相手のメインフェイズに妨害&展開を目論む事ができるので「ジャンケンの負けが敗因」という事を避ける事も可能です
以下は特徴と私見です
以下3体が★7獣族非チューナー
《ベアルクティ-ミクポーラ》
「同名カード以外の「ベアルクティ」モンスター1体をサーチ」
・先攻であれば最優先に展開したいサーチモンスターです。手札消費の荒いベアルクティがアドを取り戻せるので3積み推奨。特殊召喚に成功すれば発動できるのであらゆる場所からの特殊召喚を狙っていきます。相手ターンには共通効果による展開をし、自分ターンには墓地や除外ゾーンからの展開をするとデッキを回しやすくなります。何回このカードでベアルクティをサーチできるかがこのデッキの勝敗に直結します
《ベアルクティ-ミクタナス》
「同名カード以外の「ベアルクティ」モンスター1体をサルベージ」
・2ターン目から使いたいカード。アドを取り戻せるので狙えるなら展開し、消費した手札を回復させましょう。初期手札にあった場合は《ミクポーラ》のコストに使ってしまってもよく、他のカードで墓地から蘇生させるのが丸いでしょう
このカードと《ミクポーラ》は実質手札消費を1枚に抑えられるので、場にベアルクティを要求する★8ベアルクティの効果条件を満たせます。
《ベアルクティ-ミクビリス》
「同名カード以外の「ベアルクティ」モンスター1体を手札から特殊召喚」
・自身の召喚時に手札からベアルクティを特殊召喚するので手札消費は激しくなり、初期手札で活用する場合、自身➕コスト➕手札から出すベアルクティの3枚消費と重過ぎますが★8のベアルクティの固有効果を発動する下地が作れるので後攻では是が非でも使いたい場面に頼りになります
以下3体は★8獣戦士族チューナー
《ベアルクティ-メガタナス》
「相手の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする」
・固有効果は相手のモンスターを裏守備に変える効果であり、ベアルクティで唯一のモンスター干渉効果です。先攻の相手を妨害でき1番優先して召喚するチューナーになるかと思います。とにかくベアルクティはチューナーを何度も召喚したいデッキなので、3積みにしましょう。実際決闘中は何度も出し続けました
《ベアルクティ-メガビリス》
「相手の墓地のカード1枚を除外」
・墓地のカードを除外でき、墓地から発動できるカードやモンスターの蘇生が得意なデッキに有効に働く1枚です。直接盤面に干渉しないので2枚に抑えて十分でした
《ベアルクティ-メガポーラ》
「相手の魔法・罠カード1枚を破壊」
・相手の魔法罠を破壊できるのでシンクロモンスターを召喚する前の露払いや、永続魔法・フィールド魔法などの主軸にされるカードを破壊するなど活躍する場面は多いです。相手がカードをセットしメイン終了を宣言したときにこのカードを展開するとエンドサイクのような扱い方が出来て気分が良くなりました。3積みで問題ないと思います
《ベアルクティ・ビッグディッパー》
フィールド魔法
(1):1ターンに1度、自分の「ベアルクティ」モンスターが効果を発動するためにモンスターをリリースする場合、代わりに自分の墓地のレベル7以上の「ベアルクティ」モンスター1体を除外できる。
(2):モンスターが特殊召喚される度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):1ターンに1度、モンスターが特殊召喚された場合、7つ以上のこのカードのカウンターを全て取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのコントロールを得る。この効果はフィールドに「ベアルクティ」Sモンスターが存在する場合に発動できる。
・ベアルクティ共通の手札リリースを墓地除外で代用できるカードで、連続で手札から出したい場合に必須となります。墓地からの除外なのでリソースは減っていくので、サルベージ系のカードと相性はイマイチです
カウンターが乗りきった場合のコントロール奪取効果は相手依存のところはありますが、決闘中2回ぐらいは発動可能です。ベアルクティの特殊召喚回数は多く、相手へのプレッシャーにもなれます。
《ベアルクティ-ポラリィ》
シンクロ・効果モンスター
星1/水属性/獣族/攻 700/守1000
このカードはS召喚できず、レベルの差が1となるように自分フィールドからチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ベアルクティ・ビッグディッパー」1枚を選んで発動する。
(2):自分フィールドのレベル7以上のモンスター1体をリリースして発動できる。自分の墓地から「ベアルクティ」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
・このデッキにおいて最も重要な通過点です。《ビッグディッパー》を《うらら》に引っかからずデッキから発動し、更にベアルクティシンクロモンスターの召喚に必要不可欠です。除去されないよう、チューナー連中での露払いを念入りにしておきましょう
《ライティ・ドライバー》★1チューナー
《レフティ・ドライバー》★2非チューナー
この2体は《ポラリィ》の召喚条件を満たせので採用。余った召喚権で早々に出しましょう
《ベアルクティ-セプテン=トリオン》
シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/獣戦士族/攻3000/守 700
このカードはS召喚できず、レベルの差が7となるように自分フィールドからレベル8以上のチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、EXデッキから特殊召喚されたレベルを持たない表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ベアルクティ」カード1枚を手札に加える。
・リンクモンスターやエクシーズモンスターの効果を無効にできるシンクロで、相手の特殊召喚に反応してベアルクティをサーチできます。先攻であればこれを召喚しておくことでアドバンテージを獲得、ベアルクティをサーチするのでチューナーを呼び込めば相手ターンの妨害も目論めます。とはいえ打点3000を超えられるとどうにもならないので、その場合《グラン=シャリオ》に任せましょう。
《ベアルクティ-グラン=シャリオ》
シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/獣戦士族/攻2700/守 700
このカードはS召喚できず、レベルの差が7となるように自分フィールドからレベル8以上のチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
このカード以外のフィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ベアルクティ」カードを対象とするカードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。その発動を無効にする。
・召喚時に2枚までカードを破壊できます。高打点モンスターや妨害効果のモンスターを退けていきましょう。対象にとる効果への耐性もあるので場持ちは悪くありませんが、リリースが必要なので《ビッグディッパー》で肩代わりさせましょう。全体破壊効果の場合は受け入れて、改めて展開し直すよう切り替えてしまいましょう
《ベアルクティ・ディパーチャー》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「ベアルクティ」モンスター2体を手札に加える。
(2):自分が「ベアルクティ」モンスターの効果を発動するためにモンスターをリリースする場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには使用できない。
・手札1枚をコストにしたベアルクティサーチで初動安定に使えます。発動コストはベアルクティが望ましい一方で、《うらら》などで無効にされた損失は痛いものとなります。墓地から自身を除外することで《ビッグディッパー》と同じくベアルクティのコストを肩代わりに出来ますので、早めに墓地に置きたいカードです。手札に2枚あれば、もう一枚をコストで発動してもいいかもしれません
《ベアルクティ・クィントチャージ》
永続罠
(1):1ターンに1度、700LPを払い、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地から「ベアルクティ」モンスター1体を選んで手札に加える。
●自分フィールドの「ベアルクティ」モンスター2体をリリースし、そのレベルの差と同じレベルを持つ「ベアルクティ」モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):自分の「ベアルクティ」Sモンスターが相手の攻撃で破壊された時に発動できる。相手は自身の手札・フィールド・墓地のカードの合計が7枚になるように持ち主のデッキに戻さなければならない。
・墓地からベアルクティを回収し続けられるのでアドバンテージ源になります。フリーチェーンでのシンクロの召喚効果も《グラン=シャリオ》を召喚して2枚破壊できます。相手によっては《セプテン=トリオン》を出してレベルを持たないモンスターの無効化を図ることも可能です。ただし、ライフ700ずつ支払うので中盤からはやや重く感じるコストです
《ベアルクティ・スライダー》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「ベアルクティ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。
・墓地及び除外ゾーンからベアルクティを特殊召喚させられます。除外から帰還させられるので、墓地から除外されたベアルクティを場に出せて、素材に使えば墓地に戻るので改めてコストに使えます。蘇生させるのも勿論アリです。なので除外からの帰還をなるべく視野に入れたいところです
《メルフィー・キャシィ》
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 200/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。その後、デッキから「メルフィー・キャシィ」以外の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
・獣族をサーチできる獣族の汎用モンスター。何度も使い回せる上に相手の展開を見ながらサーチ先を選べるので、チューナーのベアルクティをサーチしたり初動の《ミクポーラ》を確保しておく役割があり、《ビッグディッパー》のカウンター稼ぎにも使えて便利です。《メルフィー・フェニィ》も同様の条件から手札の獣族を特殊召喚可能で、非チューナーのベアルクティを展開可能です。手札コストのいらない展開なので使える場面が各所でありました。チューナーの展開にのみリリースコストに注力できるのは強みです
《一点着地》
・このデッキにおいての恒久的リソース源。元々メルフィーとは相性がいいので、そこにベアルクティの相手ターンの特殊召喚も併せてドンドンドローしてアドバンテージを稼ぎます。一も二もなく手札を稼ぐことが肝心なので、《増殖するG》をフル投入してでもシャカリキになって補充しましょう。
・総括
初期手札における事故、召喚の重さが課題となるシンクロテーマですが、それぞれのベアルクティカードを駆使すればグルグルと動かせる面白いテーマだと思います。ビルドパックは新規カードがレギュラーパックでも強化されるのでまだまだこれからが楽しみかなと期待しています。一度使ってみると面白いので、興味のある人は手にとってみるのもいいでしょう
ちなみに、北斗七星という事でジャンプに有名な漫画がありましたが世紀末はとっくに過ぎてしまったのでデッキ名は現名称に落ち着きました。タイムリーな流行に飛びつくのも時に大事かなーと。くまクマ熊。
というわけで決闘者に愛を取り戻せるテーマ、ベアルクティのお話でした
ではまた!
三月に一度のKONAMI反省会(ゴストリ)
(※今回もおふざけで書いてます)
制限改定。
それは三ヶ月に一度、神が民草の営みにギルティ(不認可)オア(か)ノットギルティ(認可)を下す審判の日であり、民草はそれをただ受け入れるという不条理の日でもあります
かつての六月に一度に比べ頻度が高まった事で、コロシアムで戦う剣闘士達はその顔ぶれを速やかに入れ替える事となり、決闘者(スポンサー)たちは剣闘士の強化・最適化に息つく間すらありません
今回の被告は2名
《マジック・テンペスター》(収監)
《真竜皇 V.F.D.》(執行猶予)
両名に対してはもはや論じる事は少ないかと。前者がTCG環境において投獄された一方で、時間を置いてようやく収監されたOCG環境ではもはや二度と帰ってこれない予感がします。《キャノン・ソルジャー》らが規制されたタイミングで何故捕まらなかったのか。海外勢なので外交特権を保持していたんでしょうか
一方執行猶予処分となった後者は2体並べられるデッキにおいて、モンスターのアクションと決闘者の意欲を消し飛ばせ、もはや看過できぬ脅威と見なされました
しかし「エクストラは制限では意味がない」とはよく言ったもので、【ランク9】においてはこれからも最前線にて活躍する事は必至でしょう。むしろ使えてありがたいというのが多数の意見ではないでしょうか。植物族のランク9制圧モンスターにニューフェイスがいましたが、出せる状況なら優先度はこっちでしょうね。僕もこちらが強くてかっこいいのでバリバリ使います。
そして一度規制されたカードはなぜか良心の呵責なく使えちゃう不思議
この感情の名前を僕達はまだ知らない
準制限
《EMドクロバット・ジョーカー》
《ユニオン格納庫》
《ファイアウォール・ドラゴン》
ハッキリと明暗が分かれたというべきでしょうか。前2枚《ジョーカー》《格納庫》には祝杯を上げる恩赦、3枚目は神から「使われない」の烙印を押された扱いです
前2枚は9期に戦った決闘者が目にするとスマブラマークが瞳に宿りそうなものですが、3枚目は文章が修正されて本来の【サイバース】でも1枚採用に収まりました。今年のKONAMI反省ポイントとして計上して余りあるかと思われます。ファンとしてはエラッタ釈放は歓迎なんですがね
このノットギルティに対する決断の早さを何故ギルティに対しても下せないのか
算盤ばかり弾いてるから神は人心を解さない、と民草に揶揄されても致し方ないですね
そして晴れて釈放された浦島太郎カードに名を連ねる《継承の印》
ループを生み出す《グランソイル》《ドゥローレン》も修正を受け、《キャノンソルジャー》すらもその数多の罪状から収監され、十全に採用されて問題ナシと判断されたようです。かつての仲間もおらず、装備魔法という職歴を手にこれからの就職先を懸命に探す事になるかと思うと涙を誘います。しかしユニークなテキストなので《イゾルデ》擁する装備魔法や戦士族で声がかかるかもしれません。《ヒーロー・キッズ》なんかは同名カードを引き寄せやすいので《貪欲な壺》などと併せるのが天職かなと
《総括》
アレコレ言いましたが抑えるところを抑え、緩めるところを緩める「適切に見える」規制だなというのが所感です。往年の阿鼻叫喚の大洪水(規制)を数々生み出してきた神にしては無難な仕上がりかと
悪くはない、悪くはないがもう少し思い切ってもいいんじゃないかなと。やらかしを重ねるよりはマシではあるんですけどね
「私が欲しいのは愛か死よ」とは映画『レオン』のマチルダが放ったセリフですが、今はそれが理解できる気がします
喝采やまぬ恩赦や環境へのカンフル剤となる地獄の大規制、どちらも見たい
というわけで今回も好きなように書いていきましたが楽しいですね。効率のいい文章を書く方は多かれど趣味に走った文章を書く人はあまり見かけなかったのでそれを見習わず好きにやらせていただいてます
これもブロガーの醍醐味かなーなんて
次回はいつも通りデッキ紹介に戻ります
ではまた!
先んずれば勝負を制す(神無)
先手必勝、後手必殺とは良く言ったもので、遊戯王にはまぁ当てはまりませんよね。
どうも、神無です。
今回取り上げるのはこのカード。
昨日の制限改定発表で、禁止カードに指定された『マジックテンペスター(以下マジテン)』ですね。
この古のカードがどのような悪さをしたのかを、まとめて行きます。
そもそも……
このカード、いつ頃出たのかといいますと『エクストラパック Vol2』にて登場したカードですね。
エクストラパック Vol2が2019年に発売なので、10年以上も前のカードになります。
前々から言ってますが、昔のカードが今になって注目されるのがTCGの面白い所ですね。
どんなデッキに入っていたのか?
16個の魔力カウンターを取り除けば勝ちのマジテンですが、どんなデッキで猛威を奮っていたのか?
私が見かけた構築では、ストラクチャーデッキRにてリメイクを果たしたエンデュミオンで採用されてました。
また少し前に環境で見かけた『暗黒界未開域』にも採用されていたようです。
『暗黒界未開域』においてはチューナーは墓地から特殊召喚出来る『ゾンビキャリア』を、相方となる魔法使い族には『妖精伝姫 シラユキ』を使う事で多少運が絡むものの、先行1ターンキルを狙えるので採用したものと思われます。
問題点
このギミックを担うカードの一つにこの事があります。
リンクヴレインズパック Vol3で収録された『神聖魔皇后 セレーネ』です。
このカードを2枚展開する事で、魔力カウンターを増やし、16個のカウンターを供給するという事ですね。
このコンボの特徴は『コンボパーツがエクストラデッキのみで完結している』事にあります。
マジテンの召喚条件や、セレーネの①の効果を活かす為の墓地肥やし等、制約はあれどギミックさえ噛み合ってしまえば、どんなデッキにも組み込めてしまうでしょう。
私なら『ライトロード』にサブプランとして入れますかね。
しかしながら……
先行制圧盤面を展開されてから、このワンキルを目指すのは至難の技といえるでしょう。
『エフェクトヴェーラー』や『夢幻泡影』のような、モンスター効果を無効にするカードを掻い潜らないといけない訳ですしね。
そんな中で最低でもセレーネ2体+マジテンを揃えないといけない。故に前回の制限改定の記事で、地雷と書いたのはこのためです。
しかし、ファイアウォールドラゴンが大暴れした結果『キャノンソルジャー』や『アマゾネスの射手』といった、バーンダメージを与えるモンスターが大量に規制された今、エクストラから出てくるキャノンソルジャーとも言うべきこのカードが、キャノンソルジャーや射手と同じ道を行くのは必然のように思えます。
注目されてなかっただけで、脅威ではありますからね。
規制されるのが遅かったか速かったか。違いはそこだけなのかなと思います。
終わりに
昨日の制限改定記事にも書いた通り、環境そのものは大きく変わるとは思っていません。
このギミックを搭載しているデッキも、マイナーチェンジが施されるものと思います。
今回はこの辺で。また次回の記事でお会いしましょう。