三月に一度のKONAMI反省会(ゴストリ)
(※今回もおふざけで書いてます)
制限改定。
それは三ヶ月に一度、神が民草の営みにギルティ(不認可)オア(か)ノットギルティ(認可)を下す審判の日であり、民草はそれをただ受け入れるという不条理の日でもあります
かつての六月に一度に比べ頻度が高まった事で、コロシアムで戦う剣闘士達はその顔ぶれを速やかに入れ替える事となり、決闘者(スポンサー)たちは剣闘士の強化・最適化に息つく間すらありません
今回の被告は2名
《マジック・テンペスター》(収監)
《真竜皇 V.F.D.》(執行猶予)
両名に対してはもはや論じる事は少ないかと。前者がTCG環境において投獄された一方で、時間を置いてようやく収監されたOCG環境ではもはや二度と帰ってこれない予感がします。《キャノン・ソルジャー》らが規制されたタイミングで何故捕まらなかったのか。海外勢なので外交特権を保持していたんでしょうか
一方執行猶予処分となった後者は2体並べられるデッキにおいて、モンスターのアクションと決闘者の意欲を消し飛ばせ、もはや看過できぬ脅威と見なされました
しかし「エクストラは制限では意味がない」とはよく言ったもので、【ランク9】においてはこれからも最前線にて活躍する事は必至でしょう。むしろ使えてありがたいというのが多数の意見ではないでしょうか。植物族のランク9制圧モンスターにニューフェイスがいましたが、出せる状況なら優先度はこっちでしょうね。僕もこちらが強くてかっこいいのでバリバリ使います。
そして一度規制されたカードはなぜか良心の呵責なく使えちゃう不思議
この感情の名前を僕達はまだ知らない
準制限
《EMドクロバット・ジョーカー》
《ユニオン格納庫》
《ファイアウォール・ドラゴン》
ハッキリと明暗が分かれたというべきでしょうか。前2枚《ジョーカー》《格納庫》には祝杯を上げる恩赦、3枚目は神から「使われない」の烙印を押された扱いです
前2枚は9期に戦った決闘者が目にするとスマブラマークが瞳に宿りそうなものですが、3枚目は文章が修正されて本来の【サイバース】でも1枚採用に収まりました。今年のKONAMI反省ポイントとして計上して余りあるかと思われます。ファンとしてはエラッタ釈放は歓迎なんですがね
このノットギルティに対する決断の早さを何故ギルティに対しても下せないのか
算盤ばかり弾いてるから神は人心を解さない、と民草に揶揄されても致し方ないですね
そして晴れて釈放された浦島太郎カードに名を連ねる《継承の印》
ループを生み出す《グランソイル》《ドゥローレン》も修正を受け、《キャノンソルジャー》すらもその数多の罪状から収監され、十全に採用されて問題ナシと判断されたようです。かつての仲間もおらず、装備魔法という職歴を手にこれからの就職先を懸命に探す事になるかと思うと涙を誘います。しかしユニークなテキストなので《イゾルデ》擁する装備魔法や戦士族で声がかかるかもしれません。《ヒーロー・キッズ》なんかは同名カードを引き寄せやすいので《貪欲な壺》などと併せるのが天職かなと
《総括》
アレコレ言いましたが抑えるところを抑え、緩めるところを緩める「適切に見える」規制だなというのが所感です。往年の阿鼻叫喚の大洪水(規制)を数々生み出してきた神にしては無難な仕上がりかと
悪くはない、悪くはないがもう少し思い切ってもいいんじゃないかなと。やらかしを重ねるよりはマシではあるんですけどね
「私が欲しいのは愛か死よ」とは映画『レオン』のマチルダが放ったセリフですが、今はそれが理解できる気がします
喝采やまぬ恩赦や環境へのカンフル剤となる地獄の大規制、どちらも見たい
というわけで今回も好きなように書いていきましたが楽しいですね。効率のいい文章を書く方は多かれど趣味に走った文章を書く人はあまり見かけなかったのでそれを見習わず好きにやらせていただいてます
これもブロガーの醍醐味かなーなんて
次回はいつも通りデッキ紹介に戻ります
ではまた!