神無/ゴストリ 遊戯王観進帳

神無とゴストリの2人による、遊戯王に関する話題を気分のままに書いて行くブログです。主にファン寄りの内容になるとは思いますが、制限改定の予想をしてみたり、制限改定が発表されたタイミングで次期環境でどのようなデッキが活躍するかも書いて行ければと思います。よろしくお願いします。

制限改定について(神無)

ついに4月からの制限改定が来ましたね!

どうも、エンゲージ返しておじさんこと神無です。

早速ですが、改定内容を確認して行きましょう!

 

禁止

*マジックテンペスター

 

マジテンワンキルにて使われていた『マジックテンペスター』が禁止行きに。

1月頃彗星のように現れた地雷のようなデッキだったので、1月の制限改定では間に合わなかったので、このタイミングで禁止にという事でしょう。

そもそも、ファイアウォールドラゴンが暴れていた時期から、バーンダメージを与えるカードに対する風当たりが強くなっていたのもあり、残当ではあるかと思いますね。

 

制限

*真竜皇 VFD

 

以前私の方の記事でも取り上げた事もあるVFDが制限に。

ご存知だと思いますが、電脳堺にて使用され、その制圧力の高さもあり、1月の頃から「禁止に!」という声が多かったカードです。

 

準制限

*EM ドクロバットジョーカー

ファイアウォールドラゴン

*ユニオン格納庫

 

準制限にはこの3枚。

それぞれデッキの中核を担うカードですね。

個人的にドクロバットジョーカー準制限は嬉しいです。

ユニオン格納庫も準制限に戻った事もあり、ABCがまた全盛期の力をまた一つ取り戻しましたね。

 

制限解除

*オルターガイスト・メリュシーク
*ジャンク・スピーダー
*氷結界の虎王 ドゥローレン
*継承の印
*閃刀機関-マルチロール
*闇の誘惑

 

制限解除はこの6枚。

個人的にはマルチロールが嬉しいような違うようなって所。そろそろエンゲージとカガリ返して?(強欲)

さて、内容として気になるのは『メリュシーク』と『闇の誘惑』の2枚。

安全にダメージを通した上で、相手の盤面を処理しつつ、リンク召喚等の素材で使用すればオルターガイストをサーチするメリュシーク。

マルチフェイカーが制限のままなので、妥協点のように感じます。

 

一方オルフェゴールのドローソースとして活躍していた闇の誘惑。

オルフェゴールのせいで闇の誘惑3積み出来なくなった!って人も多いのではないでしょうか?

 

環境への影響

さて、これを踏まえた上での環境の変化ですが、個人的な意見としては、特に変化は無いと思います。

ただ闇の誘惑が帰って来たので『サンダードラゴン』のシェアは広がるのでは無いかなと思います。

 

『サイバーエンジェル 弁天』や『No.86 H-C ロンゴミアント』は制限辺りになるかなとは思いましたが、また次回改定までの様子見と行った所でしょうか?

 

所感

抑える所はしっかり抑えて、緩和をメインに据えた無難な改定だと思います。

環境レベルのデッキは閃刀しか所持してないのですが、マルチロールを2枚で回す前提に慣れてしまったので、今から枠を捻出して3枚に戻すかどうかで悩みますね。相手とのアドバンテージの差を広げるカードなので、あるに越した事は無いんですけどね。

 

ファイアウォールに関してもエラッタの影響で使うデッキを選ぶようになった上に、そのデッキでも使われるか怪しいカードなので準制って事でしょう。

トーカーに一応入れてますが、あまり使いませんし。

 

発表から急いでまとめたので、とりあえず今回はこの辺で。

いやぁ、もう少し心の準備をさせて欲しいもんですね(笑)

【強キャラ ヤマトくん】 (ゴストリ)

今回紹介するのは【武神】

LIGHTNING OVERDRIVEで登場した《武神–トリフネ》はデッキから種族の異なる武神モンスター2体をリクルートし、即座にエクシーズ召喚できます

今回はこのトリフネを使い【武神】でビートダウンするデッキ。ではなくやっぱりヤマトを場に維持し戦う事を前提にしたロー速ビート【武神】のお話です

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・戦略

装備魔法《モルトシュラーク》でタイマン番長《武神–ヤマト》に覇気を纏わせて殴り合うデッキです。《カイザーコロシアム》や《サモンリミッター》でタイマン勝負を強制させます

 

モルトシュラーク》
装備魔法

自分フィールドの通常召喚されたモンスターにのみ装備可能。 (1):装備モンスターは特殊召喚された相手フィールドのモンスターが発動した効果を受けない。 (2):装備モンスターが特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。 その相手モンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ、 装備モンスターの元々の攻撃力分ダウンする。

 

・このデッキのキーカードです。通常召喚で展開が終わりという事も珍しくなかったこのデッキにおいて盾であり剣にも働く為ヤマトの場持ちに貢献します。耐性は「効果を受けない」という現代文なので、除去からデバフまで跳ね除けられます。通常召喚したモンスターの効果に対してはヤマトが墓地に落とすサグサで破壊耐性、ヘツカによる対象耐性と切り替えられ、ハバキリとヘチカで戦闘無敗にモードを切り替えられるので手札と墓地を駆使して生き抜きましょう。

 

《カイザーコロシアム》

永続魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在する限り、相手はその数より多くなるように自身のフィールドにモンスターを出す事ができない。

 

《サモンリミッター》

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーは1ターンに合計2回までしかモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。

 

・相手の展開を遅くできるカードです。例の如く融合召喚はある程度このカードを無視出来るので過信はできませんが、それ以外のデッキはこれだけで軒並み封殺できます。これらを貼ってタイマン番長ヤマトが殴るだけで充分勝てます。なので2体のモンスターを並べてエクシーズ召喚する《トリフネ》はこのカードを貼る前ぐらいにしか使わない事もチラホラ

 

《武神トリフネ》

効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1500/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
「武神-トリフネ」を除く、種族が異なる「武神」モンスター2体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分が「武神」XモンスターのX召喚に成功した時に発動できる。このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へ行かず除外される。

 

・とはいえ《トリフネ》は武神エクシーズを1枚で成立させるので押し込むタイミングや《スサノヲ》で敵を一掃したい時は有用なカードです。素直に《ヤマト》と《スサノヲ》を並べるのも強&強なので時と場合に合わせて使いましょう

 

《アームズ・コール》

通常罠
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから装備魔法カード1枚を手札に加える。その後、そのカードを装備可能な自分フィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターに装備できる。

 

・デッキから装備魔法を直接装備できる罠カード。主に《モルトシュラーク》を装備したり手札に引き込んだりします。罠カードなので、相手の効果の発動に合わせて使える防御札として使え、既に装備されている《モルトシュラーク》が破壊されても即座に2枚めを装備できたりするので小回りが効きます。

 

・《強欲で金満な壺》

手札増強カード。使うと他のドローが出来ませんが、サーチカードの《炎舞–天キ》《強欲で謙虚な壺》は併用でき《ヤマト》の効果も邪魔しないので気軽に使えます。このカードの登場でエクストラは飾り、という意識が強くなりましたね。エクストラを使わないデッキの救世主。まあ《強金》で《強金》を引くと真顔になれますけど。

 

・総括

というわけで武神のお話でした

威風堂々とした《ヤマト》が、エンドフェイズに1枚1枚やりくりするマメさが胸を打つテーマで使っていて楽しいです

アドとは何か

ゲーム速度の彼岸と此岸

8期から9期へ

そんな歴史をたまには思い出してしまいます

ではまた

ドラゴン!ドラゴン!(神無)

エボルドラゴン!

仮面ライダービルドの味方側四人の男子校みたいなノリが滅茶苦茶好きで、未だに平成に取り残されてます。

どうも、神無です。

 

今回はVジャンプ5月号に付属するカードについて、バッと見て行こうかなと思います。

早速ステータスと効果の方を見てみましょう。

 

概要

華信龍-ノウルーズ・エリーズ 星7 風属性
ドラゴン族 ATK/2000 DEF/2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。

 

個人的な意見なのですが、少し地味に感じます。

①の効果で自己蘇生出来るレベル7なのですがフィールドから離れたら除外されるため、エクシーズ素材として使うのが良さそうですかね。

ランク7といえば『No.11 ビッグ・アイ』や『ダーク・アンセリオン・ドラゴン』等、汎用性の高いモンスターもいますしね。

 

☆7ドラゴンといえば……

思い出すのはやっぱり征竜ですよね。

8期で猛威を奮った征竜はその大半が禁止カードになっていますが、何故か1枚だけ制限カードなんですよね。『嵐征竜 テンペスト』っていうんですけど……

ノウルーズ・エリーズも、テンペストと同じ風属性の☆7という事で、一緒に使っても良さそうですね。

幸い風属性には『風霊媒師 ウィン』という強力なサーチカードもありますし。

 

デッキ単位では

デッキ単位での運用においては「アームド・ドラゴン・サンダー」で活躍出来ると思われます。

アームドドラゴンサンダーは

 

(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「(リメイク前)」として扱う。
(2):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、
手札・デッキからレベル○以下の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがドラゴン族モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
(固有効果)。

 

という共通効果を持っており、②の効果により能動的にノウルーズ・エリーズを手札から墓地に送り、盤面を整える事が出来ます。

またアームドドラゴンも風属性の割合が高いので、種族属性両面での噛み合いも良いですね。

他にも☆7という点で、ベアルクティにも1枚位なら入れても良いのかな?と思いましたね。

 

評価

個人的な評価としては「決して弱くは無いけど微妙」といった感じです。

このカードを墓地に送る手段は、ドラゴン族というのもあり『竜の霊廟』等を活用すれば充分手段はあるのですが、いかんせん活かせるこのカードを巧く運用出来るカテゴリーが少ないのが「微妙」という評価を際立たせている気がします。

……征竜が帰って来たらぶっ壊れそう(笑)

 

デッキ紹介では無いので短めですが、今回はこの辺で。

また次回の記事でお会いしましょう。

【闇サトシ】 (ゴストリ)

闇サトシことバクラデッキのお話。

今回は闇属性・悪魔族の正統派オカルト趣味デッキです。天使族よりもサポートカードが少ないので悪魔族のシナジーをガンガンチマチマ拾っていく方針になります

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・戦略

《ダーク・ネクロフィア》及び《カース・ネクロフィア》を召喚し殴りかかります。返り討ちでもネクロフィアたちは墓地で効果が発動でき、ダークは装備&コントロール奪取、カースは魔法罠の数だけカード破壊。

そしてコスパのいい悪霊手札誘発が防御と展開・反撃と役割を担い、粘り強く戦っていきます

 

《ダーク・ネクロフィア》

特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から悪魔族モンスター3体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):モンスターゾーンのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。墓地のこのカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。

 

・バクラのエースモンスターです

召喚条件のため墓地に悪魔族を3体要求しますが、蘇生制限を満たせば蘇生・帰還が叶います。《魔犬オクトロス》ならばデッキから手札に、《ダーク・オカルティズム》ならばデッキ・墓地から手札に加えられます

 

《魔犬オクトロス》

果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 800/守 800
「魔犬オクトロス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから悪魔族・レベル8モンスター1体を手札に加える。

 

・このオクトロスとデスガイドを使えば最速で条件が整いますのでガイドが初手に来る事を祈りましょう。

①デスガイド召喚→効果で《魔犬オクトロス》を召喚

②2体で《彼岸の黒天使ケルビーニ》をリンク召喚。墓地のオクトロスの効果でネクロフィアをサーチ

③ケルビーニの効果でデッキから星3悪魔族を墓地に送る

これで準備は完了です。送る星3悪魔族は彼岸モンスターのグラバースニッチならば更なるリンク召喚に繋がり、スカラマリオンならば次のターン再びデスガイドがサーチできるのでドンドン頼ります。

デスガイド様々。ガイドをサーチする魔法とか来ませんかね

 

《カース・ネクロフィア》

特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2200
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分の悪魔族モンスター3体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
(2):モンスターゾーンのこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを墓地から特殊召喚する。その後、自分フィールドの魔法・罠カードのカード名の種類の数まで相手フィールドのカードを選んで破壊できる。

 

・《ダーク・ネクロフィア》と対をなすネクロフィアで、攻撃力の方が大きくなっています。破壊された場合のスキルは蘇生&対象に取らない破壊。蘇生と破壊は一連の処理なので《スキルドレイン》が場にあろうと破壊まで処理可能です。デッキに永続系カードを多めに採用しているのも表の魔法罠のカウントを増やす為です。また《ダーク・ネクロフィア》が装備状態の時は装備魔法扱いなので、この破壊枚数にカウントできます。対象にとれないモンスターに対しても破壊が叶うので《ダーク・ネクロフィア》で処理できない面もこのカードで補えて、ネクロフィア一対で使えば隙が少なくなる一枚ですね

 

《抹殺の邪悪霊》

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1600/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターが攻撃するダメージステップ開始時に、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の悪魔族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
(2):このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。

 

・悪霊手札誘発その1

相手の攻撃に反応して墓地から上級悪魔を蘇らせ戦闘を強要するカードです。蘇生制限を満たした《ダーク・ネクロフィア》などが対象筆頭。攻撃強要系カード特有のダメージステップ完了まで効果を発動させないので、《オネスト》のようなコンバットトリックを使わせず返り討ちにしたり、あえて破壊されてネクロフィアの効果を狙うといった運用でアドを稼ぎましょう。このカードが墓地にあり星8悪魔族が墓地に送られるだけで手札に戻せるので、《煉獄の災天》のコストでこのカードを墓地に置き、効果で星8悪魔族を墓地へ送れば即座に悪霊手札誘発の準備を整えられ災天のコスパが良くなります。

尚、この効果で蘇生させた悪魔が戦闘で破壊されてもダメージステップにサルベージ効果は発動できないので要注意。

 

《怨念の邪悪霊》

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1600/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の悪魔族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。

 

・悪魔手札誘発その2

抹殺と対になるもう一つの悪霊です。こちらは相手の効果の発動に反応して蘇生させられます。サルベージ効果も共通なのでほぼ抹殺と同じ運用になります。先んじてこの効果で悪魔を蘇生しておき、除去され直接攻撃を受ける時に抹殺を使えれば大きく相手の思惑を崩せます

 

《雙極の破械神》

効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守1500
自分は「雙極の破械神」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。

 

・デッキタイプとして星3と星8の悪魔族を擁する破械は相性がよく、同じサポートカードでサーチ・蘇生ができます。このカードも破壊をトリガーに手札から投下、悪霊手札誘発での浮上を狙え、特殊召喚時には破壊効果も備えているので積極的に使いたいところ。手札コストは悪霊手札誘発なら損失も軽く済みます

 

《デーモンの呼び声》

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル5以上の悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。手札から悪魔族モンスター1体を捨て、対象のモンスターを特殊召喚する。

 

・フリーチェーンで上級悪魔を蘇生できる永続カードです。《トリックデーモン》でサーチが効くデーモンカードなので早々に手札に置いときたい1枚です。コストはいつもの悪霊コンビで賄えば楽々。《カース・ネクロフィア》の破壊カウントに数えられるので、ただ表にするだけの発動が出来るのも◎

すでにこのカードを持っていた場合はピン挿しの《デーモンの宣告》をサーチします

 

《デーモンの宣告》

永続魔法
(1):1ターンに1度、500LPを払い、
カード名を1つ宣言して発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくり、宣言したカードだった場合、そのカードを手札に加える。違った場合、めくったカードを墓地へ送る。

 

・このカードは500のコストでデッキの上のカードを宣言し当てれば手札に、ハズレは墓地に置けるカード。最悪でも墓地肥やしにつながる上に、《カース・ネクロフィア》の破壊カウントに数えられます。デッキトップからカードが墓地に行った場合はランク8の《森羅の守神 アルセイ》のトリガーに使えたりもします

 

《森羅の守神 アルセイ》

エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/植物族/攻2300/守3200
レベル8モンスター×2
1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくり、宣言したカードだった場合、手札に加える。違った場合、めくったカードを墓地へ送る。また、カードの効果によって自分のデッキからカードが墓地へ送られた場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。フィールド上のカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番上または一番下に戻す。「森羅の守神 アルセイ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

・このデッキでは対象耐性破壊耐性が最も苦手で、戦闘破壊も狙えない場合は詰みかねません。比較的出しやすいランク8のこのカードなどで対象にとらずバウンスしましょう。

 

《暗黒の瘴気》

永続罠
1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。手札から悪魔族モンスター1体を捨て、選択したモンスターをゲームから除外する。

 

・悪魔を捨てて相手のリソースを減らす妨害カードの1つ。デッキタイプとして継続的にコストを捻出できるので墓地を掃除し続けられます。このカードが暗黒界と名前が付いていれば暗黒界寄りにデッキを寄せてもよかった、と思うくらいには便利なカードです。これも表にしてネクロフィアでバリバリ割っていきましょう。

 

・総括

というわけでバクラデッキのお話でした

バクラは声優を務められる松本梨香さんの高笑いがカッコよく、DMにおける推しの1人。そのバクラのカードなのでオカルトデッキは好きなデッキの1つです。

前回がピカチュウで今回が同じマツリカ声帯のサトシなので、狙ってやったんだろうと言われそうですが、記事を書いてる途中で気づき、今更別のデッキ紹介するのもアレだなと思い筆の勢いで押し切りました

熱と勢いは大事です

増Gを投げられてもワンキルかますくらいの勢いが決闘では大事です。

殺るか、ポケカ

ではまた

 

銀河を貫く伝説の刃(神無)

ギンガマンが始まったばかりの頃は、幼いながらも「え?ロボット無いの?」と思ってました。

どうも、神無です。

今回のデッキ紹介は、9年ぶりに作り直したフォトン銀河デッキです。

では、いつも通りリストからどうぞ。

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解説

このデッキ、何はともあれこのカードを出さなければ話が進みません。

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光の化身こと『銀河眼の光子竜』ですね。

攻撃力2000以上のモンスター、2体をリリースして特殊召喚出来るこのデッキの主役ですね。

フォトン・スラッシャー』や『銀河戦士』の存在もあり、攻撃力2000以上のモンスター2体を並べる事は容易なので、簡単に特殊召喚出来ます。

何ならありとあらゆる場所から出てくるので、3枚じゃ足りないなんて事もあります。

 

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この『フォトンパニッシャー』は、フォトン・スラッシャーや銀河戦士と抜群の噛み合いをしており、召喚権を残したまま、光子竜を呼び出す事が出来ます。

光子竜をサーチ出来る所もGoodですね。

 

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フォトンサンクチュアリ』は攻撃力2000のトークンを2体生成するカード。

9年前組んでいた頃は、なかなか手に入らなかった為、別のカードに枠を割いてました。再録って愉快。

S素材に出来ないだけで、リンク素材には出来るんですよね。

リンク2の『銀河眼の煌星竜』を出したい時なんかにも便利です。

 

『トレードイン』の枠に関してなのですが、『ハイパー・ギャラクシー』に変えても良いかもしれません。

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トレードインもあったら便利ですが、ハイパー・ギャラクシーがあれば光子竜が実質壊獣になります。

 

EXデッキ

お次はエクストラを見て行きましょう。

まずはこのカードから。

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『銀河眼の光波竜』ですね。

このカード意外で直接攻撃出来ない代わりに、相手のモンスターのコントロールを奪い、光波竜として扱う上、3000まで攻撃力を上昇させます。

使われた事しか無かったんですが、自分で使うとまぁ強い!

奪った相手モンスターは『銀河眼の煌星竜』をリンク召喚する為の素材にしたり、『銀河眼の極光波竜』を重ねてしまったりと、相手に返さない事も可能です。

メインフェイズにアドバンテージを稼ぎに行けるのは、このデッキにおいて多大なメリットになります。

ただ、爆発力に秀でるフォトン銀河デッキとしては、直接攻撃に制限がかかってしまうのはネックな所であり、出せるからといって優先的に出したい!って訳では無いのは注意。

適材適所で使い分けましょう。

 

そして銀河眼が誇る火力お化けがこちら。

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『No.62 銀河眼の光子竜皇』ですね。

フィールドのXモンスターのランク数×200打点が上がる効果と、効果破壊された時に攻撃力を倍にして蘇生する効果を持っています。

最低でも5600までのモンスターを戦闘破壊出来る上に、除去効果を持っている『ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン』や『銀河眼の光波刃竜』に切り替える事が出来るのが器用。

ちなみに『光子竜皇』を強力にサポートするカードがこちら。

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この『残光竜』を素材に使えば光子竜皇の攻撃力が、単独でも11200になります。

……ホープが可愛く見えて来ますね。

 


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『銀河眼の極光波竜』はセレ10で増えたカードですね。

素材を2つ使う事で、光属性モンスターは相手効果の対象にならなくなるので、安全に殴る事が可能となります。

この対象耐性付与、相手ターン終了時までと長いのが有難いですね。

 

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『No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー』はマンガでカイトが使ったNo.ですね。

魔法カードの発動を無効にし、自身のX素材とする能力は強力。

先攻1ターン目にとりあえず出しておくには持ってこいですね。

 

サイバードラゴンノヴァ、インフィニティセットは銀河戦士2体で出す事が出来ます。とりあえず強いので採用してます。

『No.107 銀河眼の時空竜』に関しては、ゴストリが時空竜好き過ぎて代名詞になってるので、差別化という事でわざと入れてません(笑)

本当は『超銀河眼の光子竜』も入れたかったんですが、☆8モンスター×3は流石に重いので不採用にしました。

 

終わりに

カード集めてて思ったんですけど、光波竜って見た目そんなに変わらないから、どれがどれだっけ?ってなってました。

派手に見えて相手モンスターのコントロールを奪う等、テクニカルに動けるデッキなので、使ってみては如何でしょうか?

今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。

【ワンキルピカチュウ】

他のゲームと遊戯王OCGの違いは「マナの概念があるか否か」という話はよく耳にします。

そこにゲームとして優劣や善悪はなく、競技としてルールの上でどう遊ぶ・楽しむかと考えたとき、1ターンキルが可能ならばそれを尖らせるのも一興かなとピカチュウと話し合った結果、電光石火で勝負をつける【電池メン】に落ち着いたお話です。

 

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・戦略

電池メンで電池メンを呼ぶ高速展開から「10まんボルト」と唱えるのが主な戦い方です。

手札に《充電池メン》と《燃料電池メン》の2枚があれば8000ポイントを達成できるので敷居の低いワンキルが楽しめます。

 

《充電池メン》

効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻1800/守1200
このカードの召喚に成功した時、手札・デッキから「充電池メン」以外の「電池メン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上の雷族モンスターの数×300ポイントアップする。

 

燃料電池メン》

効果モンスター

星6/光属性/雷族/攻2100/守 0

自分フィールド上に「電池メン」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上の 「電池メン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。 相手フィールド上のカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。

 

・場に2体以上の電池メンが存在するとき《燃料》は手札から特殊召喚できます。充電池を召喚すればデッキから電池メンを出せるので、これで燃料の召喚条件は満たされます。このとき充電池で出す電池メンを《電池メン-角型》にする事で燃料を手札に加えることができます。

《電池メン-角型》

効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1000/守1000
「電池メン-角型」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「電池メン」モンスター1体を手札に加え、このカードの攻撃力・守備力を元々の倍にする。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
このカードを破壊する。

 

・このカードのおかげで、

①充電池を召喚

②角型を特殊召喚、効果で燃料をサーチ

③燃料を特殊召喚

と場に攻撃力2000超えのモンスターを3体用意することができます。

ここにあと1体燃料を投下する事で総攻撃力

2000(角型)+2100+2100+3000(充電池)=9100

となりライフを消し飛ばすに十分な打点を稼げます。また燃料がバウンス効果を持っているので厄介なカードを取り除くことでワンキルを押し通せます。このとき自壊が確定した角型をコストにすれば無駄がありません。

充電池のアドバンス召喚の際、《帝王の烈旋》を使うことでも相手モンスター1体を排除出来ますので相手のぼうぎょをがくっと下げることができます

 

・さて、このデッキでは燃料と充電池の2枚を揃える為に《強欲で金満な壺》でドローしたり、

《電池メン-ボタン型》で角型をリクルート&サーチしたりで手札を整えます

 

《電池メン-ボタン型》

効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 100/守 100
リバース:デッキから「電池メン-ボタン型」以外のレベル4以下の「電池メン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
また、リバースしたこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。

 

・リバース効果によるリクルート、戦闘破壊時のドローで手札はかなり稼げます。ボタンが戦闘によってリバースし、その効果で角型が特殊召喚された場合、角型のサーチ効果がまず発動し、その後ボタン型が戦闘破壊され1枚ドローという流れになります。ダメージステップのややこしさたるや、という感じですがそういうお決まりです。

 

太陽電池メン》

効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
(3):自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。

 

《充電器》

通常魔法
500ライフポイントを払う。
自分の墓地から「電池メン」という名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

 

・雷族版の《太陽電池メン》は専用蘇生カード《充電池》と相性が良く、例えばこの2枚で

太陽電池召喚→角型を墓地へ

②充電池発動→角型を蘇生

③角型の効果で燃料をサーチ

④③のタイミングで太陽電池トークン生成

⑤燃料を特殊召喚

と4体の電池メンを捻出できます。トークンは電池メンなので燃料のバウンス効果のコストに充てたりリンク素材にしたりと用途マシマシです。

 

・手札からの電池メン展開や、壊獣&《妨げられた壊獣の眠り》で手札を使うので手札管理はとても重要です

《妨げられた壊獣の眠り》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスターを自分・相手のフィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

妨げの用途は

・場のリセット

・充電池のリリースモンスターの捻出

・高打点モンスターの用意

・燃料のバウンス効果による壊獣の再利用

など多岐に渡ります

ボタン型は星1なので《サクリファイス・アニマ》に変換することで渡した壊獣を取り返して殴りかかるサブプランもシンプルに強し。

 

フォトンサンクチュアリ

通常魔法
このカードを発動するターン、自分は光属性モンスターしか召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに「フォトントークン」(雷族・光・星4・攻2000/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。このトークンは攻撃できず、S素材にもできない。

 

サンクチュアリアドバンス召喚のコストだけでなく、リンク召喚の素材としても有用でこのカード1枚で

《常夏のカミナリサマー》

《照耀の光霊使いライナ》

《ハイパースター》

など多くのリンク2の召喚条件を満たしてくれます。特にハイパースターは光属性の攻撃力を500ポイント底上げしてくれるので10まんボルトが叶います。ちなみにこのカードは1ターンに何度も発動できるので、2枚持っている場合は光属性リンク2を2体呼び出して、リンク4の《双穹の騎士アストラム》を呼び出せます。アストラムも特殊召喚モンスターとの戦闘では打点分上がるオネストボディなので、3000ポイントのダメージが見込めます。出せるならばだしておくに越したことはありませんが、金満なコストになりやすいので期待は薄めです

尚、サンクチュアリ発動ターンは光属性縛りがつきます。メインデッキは壊獣も含めて光属性で統一されているのであまり気になりませんが、エクストラのカードに頼る場面では戦術の取捨選択を迫られるカードではありますので考え無しに使うと裏目に出ることも無きにしも。

 

《雷源龍ーサンダー・ドラゴン》

効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 0/守2000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの雷族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は500アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷源龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。

 

・フリーチェーンで攻撃力を上げられるので、角型でさえ攻撃力2500の《デーモンの召喚》ラインにまで引き上げられます。この時の攻撃名は魔降雷。雨の天候では命中率が100%

尚、雷源龍の打点上昇効果を使った場合は場の雷族を《超雷龍-サンダー・ドラゴン》に変換できるので、相手を仕留め損なった場合はサーチ封じ&破壊耐性に切り替えて場持ちよく戦いましょう。なんならこれだけで詰むデッキもあるのでビバ☆制限です

 

《ライバル・アライバル》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。モンスター1体を召喚する。

 

・モンスターをバトルフェイズに召喚するので、手札にある充電池メンの2枚目を召喚→効果で電池メンのリクルート。と横並びさせ、追加で合計4000ポイントのダメージを計上できます。燃料電池メンのバウンス効果で場の総攻撃力が減ってしまった場合にはこのように追い討ちしてサヨナラバイバイ、現世から旅立たせられます

同様の動きは相手バトルフェイズにも可能であり、烈旋と併用すれば殴りかかってきたモンスターを捕まえて充電池を召喚。という防御カードとしても転用できます。ひとのモンスターをとったらドロボウ、なんて小洒落たやりとりしたいですね。

 

《総括》

以上、ピカチュウポケモンマスターを目指すお話でした。

うらら対策やバック対策の《ライトニング・ストーム》等を詰め込むと確実に「10まんボルト」を叩き込めるので、そういう調整をしてあげるのがトレーナーの役目かなと思います

ワンキルピカチュウ、「なみのりピカチュウ」の亜種と言えなくもないですね。

 

サトシの旅も20年。

OCGの歴史も20年。

 

大型コンテンツはネタが多くて記事作りが助かります。

どちらも末永く続いてほしいところですね

ではまた。

スターダスト伝説(ゴストリ)

スターダストドラゴンの強化がきて歓喜する一方で、(これは従来の構築を変える事になるなぁ)と気付いて現構築を挙げることにしました。供養というやつです。

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メインプランのお話

この構築ではスターダストドラゴン及び星8シンクロモンスターの召喚にWWとバスターモードを採用しています

《WW-アイス・ベル》
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「WW」モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果でデッキから特殊召喚したモンスターはリリースできず、この効果を発動するターン、自分はレベル5以上の風属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手に500ダメージを与える。

WWだと効果破壊耐性や戦闘破壊耐性の付与が期待できる上に、スターダスト関連カードが手札にない時は《クリスタルウィング・シンクロドラゴン》を前面に出して圧し潰すプランが普通に強いです。展開の途中、星7シンクロモンスターの《ウインドペガサス@イグニスター》を墓地に用意できるので突破された場合に相手の戦力を削ぐのに活躍。どんどん足し算する召喚法なのでこういう後に繋ぐカードが選択肢に増えるのは良い事ですね

 

《サイキック・リフレクター》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカードまたは「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。
(2):手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。

 

さてもう一方のバスターモードのパッケージでは、WWと違い展開過程で召喚制限がかかることもなく、《ワン・フォー・ワン》《緊急テレポート》によるアクセス手段の多さが魅力で星8以外のシンクロモンスターも選べるので相手に合わせた展開が可能です。いざとなると《スターダスト・ドラゴン/バスター》を呼び出してカウンター範囲の拡大、追撃、サクリファイスエスケープを図れるのもこのルートの強みです

 

どちらもコスパが良くデッキスロットを食わないので初手でスターダストを出すのに貢献してくれますが、空中格闘家の《灰流うらら》により全て止まってしまうのが悩みのタネ。そこで対空砲カードの《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》を採用し、ついでにこちらの展開中に解決札を引かれかねない《増殖するG》も滅することにしました

《バスターモード》発動→うらら

《スターダスト・ドラゴン》、《スターダスト・ドラゴン/バスター》発動→墓穴

と憤死もののカウンターを山ほど受けたので、時代に合わせた構築作りは大事だなあとつくづく

《シューティング・スター》

通常罠
(1):フィールドに「スターダスト」モンスターが存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

《シューティング・ソニック

速攻魔法
(1):自分フィールドの「スターダスト」Sモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その自分のSモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、ダメージステップ開始時にその相手モンスターを持ち主のデッキに戻す。
(2):自分フィールドの「スターダスト」Sモンスターが効果を発動するために自身をリリースする場合、代わりに墓地のこのカードを除外でき

 

【スターダスト】におけるサポートカード、《シューティング・ソニック》は戦闘無敗、《シューティング・スター》ではフリーチェーンの破壊を構えることができます。フィールドのカードを破壊するカードなのでスターダスト・ドラゴンのリリース効果を使うことができ、相手の除去やデバフ状態のリセットを図れたりと小回りの効く1枚です

そしてドラゴン族の2500打点に強味を持たせる最高のサポートカード《竜の束縛》は当然フル投入

 

《竜の束縛》

永続罠
自分フィールドの攻撃力・守備力が2500以下のドラゴン族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに対象のモンスターの元々の攻撃力以下のモンスターを特殊召喚できない。
(2):対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

 

攻撃力2500以下の特殊召喚を一切封じる事で、融合召喚以外の召喚法の首根っこを抑えられ多くのデッキが機能不全になります

耐性を得た《スターダスト・ドラゴン》や《神の宣告》で出来る限りこのカードを守り、マウント状態で勝利が理想です

 

・総括

というわけで【スターダスト・ドラゴン】のお話でした。次のレギュラーパックでの強化はセイヴァーとリリースを起点とするソリティア方面なので、冒頭でも言ったようにこのデッキも大幅に改修する事になるかなあと。しかしながら手軽かつスターダスト・ドラゴンとして戦うお気持ちではこの構築に戻す事もありなんといった所です。

ちなみにデッキ名は「衛星に代わって戦う戦士」にちなんだんですが、理解していただけた方はいましたかね?

では次回のメイクアップでお会いしましょう。ではまた