深々と降り積もる清き心(神無)
プリキュアでは青の子が好きになる傾向にあります。
どうも、神無です。
とは言うものの、スタプリはキュアセレーネが好きでした。これもうわかんねぇな?
今回はデッキ紹介していきます。
早速レシピをどうぞ。
はい【蟲惑魔六花】ってヤツですね。
順を追って見ていきましょう。
*解説の前に
【六花】って、単体で組むとどうしても力不足になってしまうんですよね。
切り札である『六花聖 ティアドロップ』も攻撃力を上げる効果があるといえど、元々が28打点ですし、リリースというある程度の耐性を無視した除去を出来ても、対象を取ってしまうという問題もあります。
モンスターをリリースする事で追加効果を得る事が出来る【六花】魔法罠も、通れば良いですが無効にされたら堪りません。
植物族テーマなので、期待値が高かったというのもあり、デビュー当時から評価は低いのが現実でした。
しばらくはシンクロギミックを入れた純構築で回していたのですが、なかなか渋い。どうしよう……。と思った矢先に\ベストマッチ!!/となったのが、【蟲惑魔】でした。
六花は展開は出来るけど、妨害が苦手。
逆に蟲惑魔は妨害は得意だけど、展開が苦手。
この2テーマの科学反応によって生まれたのが、上のデッキです。
では、本格的な解説に移りましょう。
*解説
まずデッキの核を担うキーカードを何枚かご紹介。
*六花のひとひら
効果モンスター
星1/水属性/植物族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「六花のひとひら」以外の「六花」モンスター1体を選び、
手札に加えるか墓地へ送る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
または自分フィールドのモンスターが植物族モンスターのみの場合、
相手エンドフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【六花】における初動。
このデッキでも初動として使っていきます。
意地でも手札に握りたいので『ワン・フォー・ワン』は勿論採用。
初手5枚の中にこのカードが無い場合は【六花】モンスターをサーチ出来る、専用魔法『六花絢爛』によるサーチを試みます。
効果の方はと言うと、①の効果で展開及び後続をサーチ。②の効果は黄泉ガエルのような蘇生効果を持っています。
アロメルスを始めとする、昆虫族の蟲惑魔がフィールドにいると蘇生出来ない点に注意しましょう。
*六花精スノードロップ
効果モンスター
星8/水属性/植物族/攻1200/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードと植物族モンスター1体を手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの植物族モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの全ての植物族モンスターのレベルは
ターン終了時まで対象のモンスターのレベルと同じになる。
展開の要。
①の効果で植物族モンスターを展開し、②の効果でエクシーズ召喚に繋げる事が可能な出来る子。
①の効果で共に特殊召喚するモンスターに【六花】という制約が無いのが、なかなか胡散臭いと思ってます。
②の効果で、あらゆるランクのエクシーズ召喚も可能ですが、主に『六花聖 ティアドロップ』のエクシーズ召喚を狙います。
*六花精ボタン
効果モンスター
星6/水属性/植物族/攻1000/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚または植物族モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「六花」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
特殊召喚出来る①の効果と、①の効果による特殊召喚をトリガーに発動出来る【六花】魔法、罠をサーチ出来る②の効果を持っています。
②の効果でサーチするカードを『六花絢爛』にする事で、全ての【六花】モンスターのサーチに繋げる事が出来る為、間接的に全ての【六花】にアクセスする事が出来ます。
スノードロップとの噛み合いも良いですね。
『六花絢爛』以外でサーチするなら、【六花】専用戦線復帰である『六花深々』が無難です。
*トリオンの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
その相手のカードを破壊する。
(3):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
続いては蟲惑魔から。
蟲惑魔は通常召喚した時と、特殊召喚した時の効果をそれぞれ持っています。
トリオンは通常召喚で『ホール』か『落とし穴』をサーチ出来る上に、特殊召喚した際には相手の魔法罠を破壊します。
フィールドに出すだけで、何らかの働きをしてくれるのでやっぱりこのカード強いわってなりました。
*ティオの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1700/守1100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
セットしたカードは次の自分ターンのエンドフェイズに除外される。
(3):このカードは「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
①の効果による蟲惑魔の蘇生と、②の効果による『ホール』か『落とし穴』のサルベージという、これまた出すだけで何らかの働きをしてくれるカード。
植物族なので、スノードロップ①の効果による同時特殊召喚出来ます。
これぞ\ベストマッチ!!/
*EXデッキ
EXデッキは【六花】と【蟲惑魔】が大半で『アーゼウス』が異彩を放ってますね。
まぁエクシーズ主体のデッキなので、あって損は無いだろうという判断です。
ランク8の『六花聖 ティアドロップ』は前述した通り対象を取るリリースによる除去と、リリースをトリガーとした自己強化。
除去効果はリリースなので破壊耐性を突破しつつ、自身の打点を上げる事が出来ます。
ランク6の『六花聖 カンザシ』はリリースをトリガーにした自分、相手モンスターの蘇生と、植物族の効果破壊の身代わりが出来ます。
『六花精エリカ』や『六花精ヘレボラス』でサポートしてあげましょう。
ランク4枠は蟲惑魔の存在もあり多いですね。
『六花聖ストレナエ』は【六花】か植物族をサルベージ出来る上に、ランク5以上の植物族エクシーズモンスターにランクアップします。
このカードでサルベージした【六花】の効果やコストでこのカードをリリースして、ランクアップするのが基本的な使い方です。
『フレシアの蟲惑魔』はこのデッキの妨害、防御の要といっても過言では無いカードです。
デッキの『落とし穴』『ホール』の効果をコピー出来るですが、コピーした効果は罠カードではなくモンスター効果として適用されるので、モンスターの効果を受けない耐性には通じない点は注意が必要です。
墓地に送った『ホール』『落とし穴』は『ティオの蟲惑魔』や『リセの蟲惑魔』で再利用します。
『アロメルスの蟲惑魔』は昆虫族か植物族のレベル4を蘇生出来る効果と、自分のカードの効果でフィールドを離れ、墓地へ送られた・除外されたモンスターを特殊召喚できる効果を持っています。
両方の効果を一度ずつ使おうとすると、エクシーズ素材が3体必要になるので、どちらか片方のみに絞るのが無難。
*戦術
基本的には相手が大型モンスターを展開する前に、そのきっかけとなる小型モンスターを『落とし穴』や『ホール』に埋める。
という具合に【罠ビート】のような戦法を取ります。
ただ、難しいのが一番使い勝手の良い『奈落の落とし穴』に引っ掛からない破壊耐性を持ったモンスターが増えてきている事。『奈落』は破壊してから、除外するので、この破壊耐性がネックになってきたりします。
こういう時には『ティアドロップ』に暴れて貰いましょう。例え対象を取るとしても、リリースによる除去が強いのは壊獣で証明済みです。
*終わりの余談
採用する『落とし穴』『ホール』によって【蟲惑魔六花】というデッキは、だいぶ味付けが変わるデッキになります。是非「これだ!」っていう穴を探してみて欲しいです。
個人的に【蟲惑魔】は『ティオ』が好きなのでトーナメントパックのスーレアで集めたら、とんでも無い事になりました(笑)
では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。