【異星人が絶対負けないバトコメ】(ゴストリ)
《心変わり》や《強奪》が現役の頃からは考えられないくらいにコントロール奪取の手段も豊富になり、《三戦の才》など環境シーンでもコントロール奪取を目にする機会は増えてきました。スタンバイフェイズに《増殖するG》を放つのも《三戦》避けとしてよく見られましたね。
今回は異星からの物理的乗っ取り集団【壊獣】と遊星からの文明乗っ取り集団【グレイドル】を組み合わせた【壊獣グレイドル】のお話
またしても地球はピンチです
・戦略
①相手の制圧・耐性を潰せる壊獣を渡す
②コントロール奪取カードで取り返してエクストラのモンスターにつなぐ
・今回採用したコントロール奪取カードはエクストラも含めて24枚。
《人造人間-サイコ・レイヤー》
《No.11 ビッグ・アイ》
《銀河眼の光波龍》
《FNo.0 未来皇ホープ》
《FNo.0 未来龍皇ホープ》
《マジマジ☆マジシャンギャル》
《ヴァレルロード・ドラゴン》
《グレイドル・アリゲーター》3
《グレイドル・イーグル》3
《グレイドル・コブラ》1
《精神操作》1
《洗脳-ブレインコントロール》3
《奇跡のマジック・ゲート》3
《大捕り物》3
・グレイドルモンスターは言わずもがな戦闘で破壊されるか、モンスター効果魔法罠の効果で破壊される事で相手のモンスターに装備されコントロールを奪います。装備のため対象にとられないモンスターには無力のため、壊獣に変えて使ってやりましょう
《グレイドル・パラサイト》
永続罠
「グレイドル・パラサイト」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこの効果を発動できる。自分フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキから「グレイドル」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分の「グレイドル」モンスターの直接攻撃宣言時に、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。相手フィールドにモンスターが存在しない場合、そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
直接攻撃を受けた時にデッキからグレイドルを特殊召喚できる《グレイドル・パラサイト》は壊獣からの攻撃を防いだり相手の墓地のモンスターを釣り上げて特攻&コントロール奪取で自分の場を固められます。相手モンスターのレベルにより、自分のエクシーズモンスターのランクと合うモンスターがいればそれを釣り上げてもいいでしょう
《グレイドル・インパクト》は毎ターングレイドルカードのサーチorグレイドルと相手のカード1枚の破壊を選べるのでアド稼ぎ頭です。効果の遅さはコストの無さと恒久性で目を瞑りました。
《グレイドル・インパクト》
永続魔法
「グレイドル・インパクト」の(1)(2)の効果は
1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの「グレイドル」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分エンドフェイズにこの効果を発動できる。デッキから「グレイドル」カード1枚を手札に加える。
《インパクト》は同名カードをサーチできるので魔法コストを要求する《サモンプリースト》のコストに転用したり、破壊効果の対象として場に置いたり用途は多いので早めに発動したいところです
《サモンプリースト》からはレベルを変動できる《ガガガマジシャン》を呼び出し、《妨げられた壊獣の眠り》で出した自分の壊獣でエクシーズ召喚。《ビッグアイ》や《光波竜》でコントロール奪取の流れから直接攻撃したいところ。
また、《サモンプリースト》は星4魔法使いを並べやすく、《奇跡のマジックゲート》の発動条件を満たせたり、2回攻撃からのキル性能を誇る《Em トラピーズマジシャン》でフィニッシャーを召喚できます。《トラピーズ》は破壊されてもデッキからEmモンスターを保障してくれるので、壁や素材になる《トリッククラウン》や唯一星6の《Em スティルツ・シューター》を展開し、ランク6《シェリダン》に繋げるのも手です
《Emスティルツ・シューター》
効果モンスター
星6/地属性/魔法使い族/攻2200/守 0
「Emスティルツ・シューター」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分は通常召喚できない。
(2):自分の墓地にこのカード以外の「Em」モンスターが存在し、相手にダメージを与える魔法・罠・モンスター効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手に2000ダメージを与える。
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
・コントロール奪取デッキでお馴染みランク6の《シェリダン》ですが、相手のモンスターを奪えてさえいれば自分が用意する星6は一体で済むため《スティルツシューター》+《洗脳》などで成立可能。《ガガガマジシャン》も星6に変えられるので便利。
《シェリダン》は場のモンスターが破壊されたら相手のモンスターを更に釣り上げる効果があり、2体目の《シェリダン》を作り直す事も可能です。「No.以外の同ランクモンスター」でエクシーズできる希望の星でガチガチに固めていく道も開けます
《FNo.0 未来皇ホープ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2ルール上、このカードのランクは1として扱う。
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。
(3):フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
・余談ですが、素材要求「魔法使い星6枠」では《マジマジ☆マジシャンギャル》までコントロール奪取効果を担っていますが、汎用ランク6の《人造人間 サイコレイヤー》も同様の効果を持つので《風紀宮司ノリト》を作って魔法罠のカウンターに向かってもいいかもしれません。星6単騎はともかく、2体並ぶ事は稀ですが、何故か狙える時が来たり作りたいのに丁度エクストラから抜いていたり。勝負ごとは不思議ですね
・総括
というわけでコントロール奪取のお話でした
味方が敵に
敵が味方に
追い詰める側が追い詰められる側にという逆転にコントロール奪取の機微が含まれていて面白いです
環境対面ならエクストラに十二獣やアーゼウスなど、更に重ねられるようなモンスターを用意しておくべきかもしれませんが、今回も面白さ優先で使いたいモンスターを採用しました
エクストラは常に取り替える機会多いので、環境戦も模擬戦もその折々に。
そんなこんなでまた次回