希望皇昔話(神無)
何か書くネタが無いなーっと思っていたら、結構期間が空いてしまいました。
どうも、神無です。
実は……
以前デッキタイプとして紹介した、このカード
No.39 希望皇ホープなのですが、アストラル文字版で10回目の再録を果たしたそうでして。
つい先日のPAC(プリズマティックアートコレクション)もあったので、11回目の再録になりますね。
今回はそんなめでたい(?)ホープの変遷のお話です。
再録皇
恐らくこのホープというカード、主人公のエースモンスターの中では再録された「期間」が短く、1年の間に4回再録された事があります。
再録回数そのものでは遊戯王の顔とも呼べる、ブラックマジシャンがいるので、そうでも無いのですが、1年に4回も再録されていたホープに付いたあだ名が、再録皇でした。
しかしエクシーズモンスターが少ない時期は、必ずと言って良い程の確率で採用されていました。
レベル4のモンスター2体で出せて2500打点に、攻撃無効効果。エクシーズ黎明期のエクシーズモンスターが収録されているタッグフォース6をやってみると、このホープがなかなか強いんですよね。
そんなホープもエクシーズモンスターの普及と同時に採用率は減っていきました。
だがヤツは弾けた
9期の話です。
ホープは高い打点で安全に殴れるアタッカーの鏡として甦ります。
皆さんご存知このカードの登場です。
『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』ですね。
攻撃力を5000にして、相手にダメステ終了時までカード効果を発動させないというのは、まさに破格の効果で、似たような効果を持ちながらRUMを使わないと出せない『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』が涙目になるようなカードでした。
しかも、攻撃力5000『になる』という表記が重要で、攻撃力の数値変動に反応して、破壊効果を持っており、その汎用性からなかなかの採用率であった『No.103 神葬零嬢ラグナゼロ』の存在を気にしなくて済むのは大きい。
更にはこのカードも9期に登場しました。
『SNo.0 ホープゼアル』ですね。
ヌメロンの蓋役として大暴れして、監獄入りしたのが比較的最近の出来事なので、その強さをご存知の方も多い事でしょう。
現環境にも……
実は今の大会環境にもホープの進化形態が採用されていまして、シングルの値段が4000円越えしてる所もあるとか無いとか。
私がよく行くカードショップでの値段が4000円でした。
そのカードがこちら。
『No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』ですね。
ランク6のホープで、本来ならホープに『RUM-アストラルフォース』を使ってランクアップします。
もう一度言いますね。ランク6です。
もうどのデッキで使われているか、わかりましたね?
そうです、電脳堺ですねぇ!
一応、スペックと効果の方を確認しましょう。
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/戦士族/攻3000/守2500
レベル6モンスター×2
このカードはルール上、「希望皇ホープ」と名のついたカードとしても扱う。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は0になる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して除外し、
自分の墓地の「希望皇ホープ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
その後、自分は1250ライフポイント回復する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
はい、こんな感じなんですけど素材に縛りが無いんですよね!
どの懐かしいカードが、いつどんなデッキで採用されるかわからない所も遊戯王の面白い所ですね。
他にも鉄獣戦線等で採用されている『FNo.0 未来竜皇ホープ』もいますね。
終わりに
その再録密度から、再録皇と呼ばれてしまっていたホープ。
その進化形態といえど、ホープが今や大会環境最前線で戦うデッキを支えていると思うと、感慨深くなりますね。
普段からピックアップした1枚を紹介するというのはしていましたが、歴史として振り替えるというのは、今回が始めてで、再録回数を調べた時には結構驚いたので、またやりたいですね。
では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。