神無/ゴストリ 遊戯王観進帳

神無とゴストリの2人による、遊戯王に関する話題を気分のままに書いて行くブログです。主にファン寄りの内容になるとは思いますが、制限改定の予想をしてみたり、制限改定が発表されたタイミングで次期環境でどのようなデッキが活躍するかも書いて行ければと思います。よろしくお願いします。

ゼアルライオン大戦記(神無)

即ち、砲撃の戦士!

剣士なのに、砲撃とはこれいかにと思ってました。

どうも、神無です。

なかなか書くネタが思い浮かばなかったのですが、コレについては話しておかねば!というカードの情報が出てたのを思い出しました。

 

そのカードがこちら。

 

獣装合体 ライオ・ホープレイ ランク5 光属性
戦士族・エクシーズ ATK/2500 DEF/2000
レベル5モンスター×3
このカード名はルール上「CNo.39 希望皇ホープレイ」として扱う。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキ・EXデッキから「ZW」モンスター1体を選び、その効果による装備カード扱いとしてこのカードに装備する。この効果の発動と効果は無効化されない。
②:お互いのターンに1度、このカードが「ZW」モンスターカードを装備している場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にし、その攻撃力を半分にする。

 

6月に発売が決まっているANIMATION CHRONICLE 2021に収録される、ライオホープレイですね。

ドラゴニックが登場した(比較的)直後だったので、このカード化には驚きました。

詳しく効果を確認していきましょう。

 

EXデッキからZWを装備!

①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキ・EXデッキから「ZW」モンスター1体を選び、その効果による装備カード扱いとしてこのカードに装備する。この効果の発動と効果は無効化されない。

 

①の効果なんですけど、ドラゴニックは「手札、デッキ」からZWを装備だったのに対して、ライオは「デッキ、EXデッキ」からZWを装備できます。

『獣王獅子武装』や『弩級兵装竜王戟』を装備出来るのが最大の強み。

また、効果の発動と効果を無効にされないというドラゴニックには無い利点もあります。

『天馬双翼剣』を装備すれば、後述する②の効果と合わせて、1ターンに2回相手モンスターの効果を止める事が出来ます。

 

フリーチェーンで戦闘補助、効果無効!?

②:お互いのターンに1度、このカードが「ZW」モンスターカードを装備している場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にし、その攻撃力を半分にする。

 

対象を取ってしまうものの、永続的に相手フィールドのモンスター1体の効果無効と攻撃力を半減させます。

しかも①の効果でZWは確実に装備している為、発動も容易ですね。

この効果が本当に強くて、ホープは戦闘に対しては滅茶苦茶強気に出れますが、防御面は難がありました。ライオの登場によって、今までネックだった防御面がカバーされますね。

 

最強の一文

その効果による装備カード扱いとしてこのカードに装備する。

①の効果に書いてあるこの一文、実は滅茶苦茶重要なんですよ。

『シャイニングドロー』はZWを大量に装備出来るカードなんですけど、ZWの効果で装備している訳では無いので攻守アップの効果が適用されないんですよね。

(以下のQ&A参照)

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凄く重要なので、これからホープ使おうと思っている方は覚えておきましょう。

 

結局……

ドラゴニックとライオ、どっちが良いの?

 

と考える方は少なからずいらっしゃるかと思います。

場面に応じての使い分けが一番なのですが、ドラゴニックは『シャイニングドロー』といったZWサポートを活かさなければ、最大限性能を発揮させるのは難しい為、単体で完結しているという扱い易さという点で、ライオを優先させて良いと思います。

 

特にホープは先攻1ターン目に取れる選択肢が狭いので、ライオの登場はまさに革命的ですね。

先攻のライオ、フィニッシャーのドラゴニックと考えて貰って大丈夫です。

私はライオ2、ドラゴニック1で使ってみる予定です。

 

最後に

ホープストラクも決まって、勢いが来ているホープ

ライオの追加によって「EXデッキの枠どうしよ……」という、嬉しい悲鳴を上げている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

個人的には同じパックに収録される『スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン』も楽しみです。

 

では今回はこの辺で。また次回、お会いしましょう。

【ドラゴン、星を足す】(ゴストリ)

初めましての方は初めまして

お久しぶりの方は待たせたな

使ってるスマホニューロンズを受け付けてくれなくなりデッキを組むのに公式サイトを使うことにし、ニューロンズの使い勝手の良さに想いを馳せていました

 

アプリお預けの間【ジャンド】の超強化を受けてソリティアルートを考えてましたが、ルートが長く複雑になるほどメインデッキとエクストラの実践での対応力が下がってくるなあと感じ、現在の構築に至りました

 

ひとまずこれ、という「とりあえず生」ルートのご紹介。

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まずは目指すべきものは《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》

万能カウンターかつ連続攻撃を備えた剣と盾ですf:id:kanna_gostori:20210429163110j:image

 

その隣に置くのは星12のSモンスターであればひとまずは充分かと思います。

今回は《ジャンク・コンバーター》とコストのチューナーだけから始まるルートを選択。

《ジャンクスピーダー》のパワー効果でシンクロンモンスターをデッキから呼び出す際に新規の《スターダスト・シンクロン》を呼び出し、更にサーチ効果まで発動、《光来する奇跡》を手配し《想い集いし竜》をセットできるので《スピーダー》様々です

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1.《ジャンク・コンバーター》始動ルート解説

 

①手札の《コンバーター》効果発動→《ジャンク・シンクロン》サーチ、召喚時効果で《コンバーター》を蘇生させEXモンスターゾーンに《ジャンク・スピーダー》をS召喚

 

②《スピーダー》の効果発動にS素材になった《コンバーター》をチェーン2発動

墓地から《ジャンクシンクロン》を蘇生し、デッキから

☆1《ジェットシンクロン》

(以下ジェットロン

☆3《ジャンクシンクロン》

(以下ジャンクロン)

☆4《スターダスト・シンクロン》

(以下、スタダロン)

特殊召喚。この時、《スタダロン》で《光来する奇跡》をサーチします

これで場には《スピーダー》《ジェットロン》《ジャンクロン》×2《スタダロン》がいます

 

③《光来する奇跡》発動→《想い集いし竜》デッキトップに置く

《スピーダー》と《ジャンクロン》で《スターダスト・ドラゴン》をEXモンスターゾーンにS召喚

《奇跡》の効果で1ドローし、《集いし竜》の効果で手札から特殊召喚。この時《スターダスト・ドラゴン》がいるので更にデッキから《妖醒龍 ラルバウール》を特殊召喚し、効果で《ジャンクロン》を対象にし、デッキから《ドッペル・ウォリアー》をサーチできます

(実戦では、既に《ドッペル》が手札にある時は《ラルバウール》《集いし竜》を対象にし《コラプ》《ワイバー》をサーチしてます)

 

④《ジェットロン》と《ラルバウール》で《A BF 雨隠れのサヨ》をS召喚。《サヨ》と《ジャンクロン》で《TG ハイパーライブラリアン》をS召喚(司書のドロー効果は本文で割愛します)

これで場には《スターダスト・ドラゴン》

《想い集いし竜》《スタダロン》《司書》

がいます。

 

⑤墓地の《ジェットロン》の効果で自身を蘇生させ、それに反応し《ドッペル》を手札から特殊召喚。《スターダスト・ドラゴン》《ドッペル》に《想い集いし竜》をチューニング、☆11《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》を光来させます(EXゾーン)

この時《ドッペル》の効果でドッペルトークンが場に二体生成されます

 

⑥ドッペルトークンと《スタダロン》で《A BF 五月雨のソハヤ》をS召喚&召喚成功時、墓地の《A BF 雨隠れのサヨ》を蘇生

墓地から《スタダロン》効果を発動、そのコストに場の《ソハヤ》を使い、墓地から蘇生させる。ドッペルトークン一体と《スタダロン》で☆5SチューナーをS召喚

⑦これで場には《サヨ》《司書》《☆5Sチューナー》が揃いましたので、満を持して星12の大型Sモンスターを呼び出せます

弊レシピでは《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を呼び出すことになります

 

ちなみにこのルートでは手札を3枚減らしながら展開していますが、《司書》で3枚ドローしているので、次のターンの展開や妨害札なんかを手札に呼び込めるでしょう

 

ここまで読んで、ここは《クリスタルウイング》が出せるんじゃ…とか《ボウテンコウ》を絡めればもっと伸びる…という意見を持つ方もいらっしゃると思いますが……

 

いや、ホントにもう仰る通りです

 

【ジャンド】の行き着く先、経路は無限大なので私も把握しきれていません。目指すモンスターは何かという目標に向かって道を辿りながらデッキを調整するのが一番だと思います

《ハリファイバー》《アウローラドン》といったリンクモンスターを活用する構築も強力なので、そういう構築も十分アリです。

今回はシンクロンを最大限呼び出せる《ジャンクスピーダー》が効果を使う為にExからSモンスターしか出せなくなるので白一色にしました。

 

ちなみに《クロクロークロウ》を採用していますが、時々いい仕事をするのでおススメです

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・《ヴェーラー》や《泡影》などで無効にされ棒立ちにされた《ジャンクロン》をカバーする事

・《司書》でドローしてそのまま特殊召喚する

・《サイバース・シンクロン》存在時に場に出し、レベルを倍にすることで合計レベルを5にする

・蘇生効果に反応せざるを得ない《ドッペル》の代わりに即座に場に呼び出す事

・《想い集いし竜》と《スターダスト・ドラゴン》存在時に出せ、そのまま《シューティング・セイヴァー》が完結する

などやれる事は多いです

あとはまあ、名前に「クロウ」と付いてるので、そういうことです。《D.D.クロウ》がいるのもほぼ同じ理由です。《ヴェーラー》のように相手ターンに捨てられ妨害にも転じられ、《ジャンクロン》で蘇生させられるので、手札に《ジャンクロン》と《ドッペル》が揃っているのに《ドッペル》を手札から捨てられないようなパターンでも稀に役立ちます。稀ですがね。

 

さて。

今回は以上の動きで終わりにしようかと思いましたが、今回は初手から《ジャンクロン》&《ドッペル》が場に出せるとどうなるか?というルートを紹介して終わりにします

と言っても目指すものが《シューティング・セイヴァー》と《コズミック・ブレイザー》なので、細部が違いますが見た展開になります。最終盤面は変化しますが

 

2.《ジャンクロン》&《ドッペル》ルート

①《ジャンクロン》で《ドッペル》を蘇生させ《スピーダー》をS召喚、効果で《ジェットロン》《ジャンクロン》《スタダロン》と《光来する奇跡》をサーチ。ドッペルトークン2体生成

 

②《スピーダー》と《ジャンクロン》で《スタダ》をS召喚

《光来》の効果で《集いし》をセット

《スタダロン》とドッペルトークンで《司書》をS召喚。《奇跡》でドロー、《集いし》を特殊召喚し《ラルバウール》を特殊召喚&《集いし》を対象にして《ワイバー》サーチ

 

③《ジェットロン》とドッペルトークンで《サヨ》をS召喚

《スタダ》《サヨ》《集いし》で《シューティング・セイヴァー》をS召喚

 

④《ジェットロン》を自身の効果で蘇生

《ワイバー》を特殊召喚

上記2体で《ソハヤ》をS召喚&効果で墓地の《サヨ》を釣り上げ

《コラプ》をサーチ

 

⑤《コラプ》特殊召喚

墓地の《スタダロン》のコストに《コラプ》をリリース。

《ラルバウール》と《スタダロン》で《アクセル・シンクロン》S召喚

 

⑥《ソハヤ》《サヨ》《アクセロン》で《コズミック・ブレイザー》をS召喚

 

最終盤面

《司書》《シューティング・セイヴァー》《コズミック・ブレイザー》

 

この時点まで《司書》が生き残ってますのでずっとドローしてます。合計5枚。

また手札にチューナーがいれば《光来》の効果で手札から特殊召喚できるので、例えば《ジャンクロン》なんかがいれば特殊召喚し、《司書》にチューニングし《クリスタルウイング》を付け足せるので更に盤面は強力になるでしょう

同様に☆5Sモンスターの《Xセイバー ウェイン》が採用されているのも、S召喚成時に手札から《ジャンクロン》や《ドッペル》を吐き出す為です

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単体でも《クリスタルウイング》になれる有能株です。多くの仕事をこなせる人なので、氷結界にスカウトされるのも頷けますね

 

・総括

というわけで強化された【ジャンド】のお話でした。ニューロンズが使えなくなりどうしようかなーと悩んでましたが、無いなら無いでなんくるないさと心の具志堅用高が言ってましたので復活しました

この記事が今から【ジャンド】を組んで遊ぶ人と具志堅用高推しに届けばいいな

ではまた

地獄の9期のお話 後編(神無)

はい、後編でございます。

どうも、神無です。

前編では滅びの呪文「プトレノヴァインフィニティ」が唱えられるまでを振り返りました。今回は続きから行きます。

 

*EMEm時代

EM魔術師オッドアイズをピックアップしたストラクである『マスターオブペンデュラム』が発売されると、『EMEm』が台頭。P召喚特有の大量展開にモノを言わせ、環境トップに君臨。

更についにやって来てしまった『彼岸』と、ストラクRによってEX封殺能力を得た『帝』の三強の構図が完成します。

 

するんですが、それも束の間。『ブレイカーズオブシャドウ』が発売されると、環境が爆発します。そりゃもう盛大に。

理由は『EM モンキーボード』や『竜呼相打つ』という強力なカードの追加です。

これによりEMEmの安定性と展開力が更に上昇し、安定性が低かった帝を陥落させ、彼岸がギリギリで食い下がるという構図が生まれます。

しかし『No.16 色の支配者ショックルーラー』が現役だった事もあり、EMEmをメタるにはEMEmが一番というのが実際の所で、そんな背景もありEMEm一強時代が到来しました。

EMEmに勝ちたいならEMEmを使え。って話はよく耳にしたものです。

 

お待たせしました、群雄割拠

映画 遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONSが公開されていた時期になると、EMEmはデッキ構築不可能なレベルのメス入れをされ、彼岸と帝もダメージを受けました。

そこで台頭したのが、じわじわと強化されていた『青眼』とメタカードを積みつつ高い安定性を持つ『ABC』でした。この事から、この時期の事を海馬王と呼ばれていましたね。

また、ストラクで強化された『DD』も環境に食い込むように。『地獄門の契約書』再録は当然なのですが、ブースターSPから組んで愛用してた身としては、ショック受けてました。勝手に「DDショック」と呼んでます(笑)

 

最後の暗黒期

『レイジングテンペスト』が発売されると、青眼やABC、DDは息を潜めがちになります。

それは何故か?

皆さんご存知『十二獣』が登場したからですねぇ!

単純な制圧力はABC、DDに劣るもののそれをカバーするだけの大きな安定性がウリでした。

何より1枚のカードから召喚権を使わず展開出来る上に展開のために必要なカードは少なく、メタカードや手札誘発を積む事が可能。

また出張性能の高さもウリとなり、環境は『十二獣○○』というような十二獣の派生デッキがシェアを占めていました。

 

また『真竜』もここに来て大幅な強化を受けました。自身のカードを破壊された時にリクルート効果を発動する、一部の恐竜族と手を組み『恐竜真竜』というデッキが登場。このデッキは展開力も制圧力も高く、1ターンで強力な盤面を作る事が出来るため、10期に入り新マスタールールが施行されてからも流行る事になります。

まぁこの『恐竜真竜』も、後々手痛いお仕置きを受ける事になるのですが、それはまた別のお話しという事で。

 

総括

前後編に分けてバッと9期環境の振り返りをお送りした訳ですが、これだけ目まぐるしく環境デッキが変わったのは、9期だけじゃないでしょうか?

10期も群雄割拠してた印象ありますしね。

とりあえず、ペンデュラムコールと調弦返して?(笑)

 

こういったただの読み物記事は定期的にやって行こうかなと思ったので、何かお題考えときます。

今回はこの辺で、また次回お会いしましょう。

地獄の9期のお話(神無)

某ウィルスのせいもあり、大型大会が開催されていない昨今。

今回は超インフレ期と呼ばれた9期環境についてお話していこうと思います。

どうも、神無です。

私自身の思い出話もちょいちょい出るかもしれないのと、長くなるので前後編で分かれると思いますので、ご了承ください。

 

*そもそも……

いきなり9期の話されてもって感じはするので、8期の終盤の話を少しだけ。

8期終盤の環境デッキでパッと思い浮かぶのは「AF先史遺産」ですね。

『先史遺産 ネブラディスク』を獲得し、優秀な初動札を得た先史遺産と、バック(セットされている魔法罠)の破壊を牽制するAFの組み合わせで、☆5が並び易い特性上『セイクリッド・プレアデス』による圧も凄まじいものでした。

この頃の征竜は主要パーツが制限カードになっていたこともあり、翼を捥がれた状態でした。

 

*本題

9期最初のパック『デュエリストアドベント』が発売されると、AF先史遺産を見かける事は少なくなりました。急にです、はい。

特に強かったのは皆さんご存知の『シャドール』と『テラナイト』の2つのデッキ。

『テラナイト』はランク4を作る事に特化していた事もあり、ガジェットを軽く凌駕する程のデッキパワーを持っていました。唐突にやって来る『星因士 シャム』と『停戦協定』によるバーンが好きでしたね。テラナイトの人の座は、割とすぐに明け渡しましたが。

『シャドール』は今でも根強い人気を誇るカテゴリーですね。当時のシャドールフュージョンが2000円行ってたのは懐かしい限りです。手札を大きく消費させる融合というギミックに「デッキ内で融合する」というのは衝撃的かつ革命的でした。

シャドールのEXメタもあり、AF先史遺産は姿を消し征竜はEXに頼らずに高打点を出せたので、三番手に留まりました。

……こうやって見ると、征竜って凄いですね。何でテンペストだけ出所したんだろ。

 

*ペンデュラムの台頭

ネクストチャレンジャーズ』が発売されると『神の写し身との接触』の収録もあり、シャドールのデッキパワーが上がります。

それと同時に環境に浮上したのが新規Pテーマだった『クリフォート』ですね。妥協召喚により、耐性と打点で戦ってましたね。身内で行ったチーム戦の大会で、ゴストリと組んで出場したのですが、当時のメインデッキのスリーブ付けて油断を誘って優勝を捥ぎ取りましたね。スリーブ詐欺ではありません、偶然つけるのに丁度良いスリーブが無かったんですよ。

あと、ストラクで強化されたHEROも強かったですね。ダークロウのせいで。

 

この時期は『光天使 セプター』と『光天使 スローネ』を使って『No.16 色の支配者ショックルーラー』を出すというのが流行ってました。

☆4で光属性、だいたいのデッキに入るからですね。

〇〇出張セットって言葉もこの辺りから聞くようになった気がします。ゴストリに「出張セットだけでデッキ組んで来てー」って無茶振りしてた記憶もありますね(笑)

 

*ネ ク ロ ス

塩酸シメジ平目出目金 ネクロス

旧神ノーデンが来日した事で、簡易融合を用いたカップ麺早食い競争を経てセプスロコンビが規制。流石のシャドールも力を削がれましたが、ここで登場するのが『ネクロス』ですね。

儀式は融合以上にリソースを消費することもあり、環境には縁がありませんでしたがサーチ手段の多さとシャドール以上のEXメタにより、瞬く間に環境を青色一色に染め上げました。

リリーサークラウソラス……。うっ、頭が……!

 

プトレノヴァインフィニティ

ご唱和ください、滅びの呪文!

ネクロス一強時代はそこまで続かず、『クロスオーバーソウルズ』が発売されるとランク4を活用するデッキから化物が生まれます。

『星守の騎士 プトレマイオス』を使ってサイバードラゴンノヴァを経由して、サイバードラゴンインフィニティが、どんなデッキからでも出て来たからですね。

このプトレノヴァインフィニティ、『クラッシュオブリベリオン』が発売されるまで続きます。

ちなみにEmトリッククラウンが登場し「クラウンブレード」と呼ばれるランク4出張セットが生まれたのもこの時期です。

 

と、まぁ長くなってきたので今回はこの辺で。

後編は「あの」EmEMが登場する時期からお話します。

ではまた次回お会いしましょう。

 

 

個人的DAMA注目カードの話(神無)

来る3月17日の土曜って、遊戯王だけじゃなくデュエマやヴァンガードも新弾が出るんですね。

どうも、神無です。

今回は個人的に注目しているカードを、3枚程ピックアップして見ていこうと思います。

まずはこちらから。

 

*妖眼の相剣士

効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、
そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札:手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●デッキ:自分はデッキから2枚ドローする。
●EXデッキ:EXデッキから特殊召喚されたそのモンスター1体を選んで破壊する。

 

恐らく『教導の騎士 フルルドリス』の中の人。

勝手にフルルドリス ライダーフォームと呼んでますが、②の効果に注目。

「どこから特殊召喚したか」という、恐らく遊戯王史上初のテキストを持っています。

手札からモンスターを特殊召喚出来るというのは、手札の質にもよるので、何とも言えず、2枚ドローというのも、相手の盤面に直接干渉する訳では無いので、押しきられて負けるという事も考えられます。

EXデッキから特殊召喚されたモンスターを破壊出来るのは『水晶機巧 ハリファイバー』のような、展開の初動になるモンスターを潰せるので、まずまずといった具合でしょうか?

ウィッチクラフトに入れてみようかなとか考えてます。『ウィッチクラフトマスター・ヴェール』の存在もあり、雑に入れても活躍してくれそうかなと。

 

*グランドレミコード・ミューゼシア

リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/天使族/攻1900
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札からPモンスター1体をEXデッキに表側表示で加え、
そのPスケールが奇数なら偶数の、偶数なら奇数のPスケールを持つ
表側表示のPモンスター1体を自分のEXデッキから手札に加える。
(2):自分が「ドレミコード」モンスターのP召喚に成功した時、
その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターのPスケールの数値と同じレベルの「ドレミコード」Pモンスター1体をデッキから手札に加える。

 

珍しくペンデュラムテーマに配られたリンクモンスター。

マーカーの位置が『ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム』と同じなので、2枚目以降のエレクトラムとして採用するのもアリですね。

『ドドレミコード・キューティア』や『ドドレミコード・クーリア』をサーチしたい所なのですが、スケールとの兼ね合いもあり、難しい場面も多々ありそうですね。

まだまだ『宣告者の神巫』にお世話になっときます。

 

*守護天霊ロガエス

効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2400/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの天使族モンスターの効果が発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手フィールドの表側表示のカード1枚と自分フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手のカードを除外し、その自分のモンスターを守備表示にする。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。

 

これまた天使族メインのデッキなら、雑に入れても活躍してくれそうなモンスター。

『宣告者の神巫』等により①の効果による特殊召喚の条件も簡単な上、②の効果による除外による除去もなかなか。

破壊耐性を突破出来る上に、自身を対象に発動する事も出来るので、このカード1枚で完結するのが嬉しいですね。

ドレミコードに入れてみようかなと思ってます。

 

*人攻智能 ME-PSY-YA

ペンデュラム・効果モンスター
星8/光属性/サイバース族/攻2500/守3000
【Pスケール:青0/赤0】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
モンスターカード以外のお互いの墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このカード以外の手札のPモンスター1体または自分のPゾーンのカード1枚を選んで持ち主のEXデッキに表側表示で加え、
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
他のモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターはこのターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。

 

注目したのはP効果。

『次元の裂け目』とは対になる効果となっており、『閃刀姫』や『幻影騎士団』『エルドリッチ』はデッキ単位でメタられる事になります。

閃刀姫使ってる身としては、出会いたく無いカードが増えました(笑)

スケール0という事もあり、P召喚テーマが流行れば見掛ける事があるカードになるかもしれませんね。

 

はい、今回こんな具合なんですが『簡素融合』等まだまだ注目すべきカードはあるので、実際のカードが手に入る3月17日が楽しみですね。

では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。

表と裏が合わさり最強に見える(神無)

最近モンハンで忙しくしてます。

どうも、神無です。

里クエはだいたい終わったので、集会所も進めないとですねー。

 

今回は裏サイバー流のストラクが発売される事もあり、愛用している表側のサイバードラゴンデッキを紹介します。

先攻でも後攻でも柔軟に対応出来るデッキに仕上げているつもりですので、多少なりとも参考になれば嬉しいです。

ではリストからどうぞ。

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はい、こんな感じなんです。

サイバードラゴンとの噛み合わせの良い『銀河戦士』を採用せず、手札誘発に枠を割いています。

銀河戦士の採用を見送った理由は後述しますね。

 

さて、先攻で動く際に目指すのは勿論、高い妨害能力を持っている『サイバードラゴン・インフィニティ』です。

悪夢の呪文「プトレノヴァインフィニティ」で9期環境を恐怖の渦に叩き込んでいたアイツです。まぁ、プトレマイオスが悪いんですけどね?(責任転嫁)

以前は『サイバー・ドラゴン・ドライ』を活用したり、それこそ銀河戦士を採用しなければ、円滑にインフィニティまでたどり着けませんでした。

サイドラのみでは『サイバードラゴン・ノヴァ』がX召喚しづらいからですね。

しかし、時代は進み10期にサイドラは強化パーツを貰います。そのカードが、サイドラのX召喚事情に革命をもたらします。

 

*サイバー・ドラゴン・ヘルツ

効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードのレベルをターン終了時まで5にする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地からこのカード以外の「サイバー・ドラゴン」1体を選んで手札に加える。

 

ヘルツの登場により、ランク5であるノヴァの作り易さが格段に上がります。

ヘルツを対象に『機械複製術』を使う事で、ヘルツが3体に増え、内2体でノヴァを作ります。

残ったヘルツは『サクリファイス・アニマ』に変換し、相手モンスターの間接的な除去に貢献して貰います。

『サイバー・エンド・ドラゴン』や『サイバー・ツイン・ドラゴン』の存在もあり、戦闘破壊は得意な方なので、メインフェイズに行える除去に変換出来るのは有難い限りです。

 

また、10期で増えたサイドラ関連のパワーカードがこちら。

 

*エマージェンシー・サイバー

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター
または通常召喚できない機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。
(2):相手によってこのカードの発動が無効になり、
墓地へ送られた場合、手札を1枚捨てて発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

このカードによって全てのサイバードラゴンにアクセスする事が出来るようになりました。

特殊召喚」と書かれている光属性機械族モンスターをサーチ出来る点から、ドライトロンでも採用されていますね。

②の効果により発動を無効にされても、サルベージを行いもう一度発動を行えるのも良い点。

ルール上魔法・罠カードは、発動を無効にされると「発動していない」扱いとなるためですね。

 

サイバードラゴンの肝とも言える融合ギミックですが『キメラティック・ランページ・ドラゴン』用の『オーバーロードフュージョン』と、それ以外用の『パワー・ボンド』を採用。

専用の融合魔法である『サイバーロード・フュージョン』も存在しますが、攻撃に制約がかかるデメリットがある為不採用にしました。サイバーロードフュージョンは速攻魔法なので、バトルフェイズ中に追撃として発動すればデメリットもあって無いようなものなので、ここは好みで良いと思います。

 

閑話休題

銀河戦士を不採用とした理由ですが

1.ヘルツによりノヴァを立たせる選択肢が増えた事

2.相手に押し付けたジズキエルを処理する為の超融合の為に手札が少しでも欲しい事

この2点が理由ですね。

パワーボンドを採用している為、ジズキエルの攻撃力を上回る事は容易なのですが、どうせなら相手の盤面を一つでも空にしてやりたいなぁなんて考えが浮かびまして『サイバー・エタニティ・ドラゴン』の存在も鑑みると、超融合の採用はアリなのでは?と思い冒頭の構築になった感じです。

 

後攻の場合は相手のバック(セットされている魔法罠)や手札の枚数なんかと相談し、パワーボンドを使ったサイバーツインで後攻1キルを狙いに行ったり、キメラティックランページで盤面を荒らしたりします。

相手のEXモンスターゾーンを退けるのに『キメラティック・メガフリート・ドラゴン』も役に立ってくれます。

 

相手を1キルする事も出来る大胆さと、インフィニティやランページによって繊細さを求められる、サイバードラゴン

定期的に強化を貰える愛されたテーマなので、皆さんも是非作ってみては如何でしょうか?

今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。

【異星人が絶対負けないバトコメ】(ゴストリ)

《心変わり》や《強奪》が現役の頃からは考えられないくらいにコントロール奪取の手段も豊富になり、《三戦の才》など環境シーンでもコントロール奪取を目にする機会は増えてきました。スタンバイフェイズに《増殖するG》を放つのも《三戦》避けとしてよく見られましたね。

 

今回は異星からの物理的乗っ取り集団【壊獣】と遊星からの文明乗っ取り集団【グレイドル】を組み合わせた【壊獣グレイドル】のお話

またしても地球はピンチです

 

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・戦略

①相手の制圧・耐性を潰せる壊獣を渡す

②コントロール奪取カードで取り返してエクストラのモンスターにつなぐ

 

・今回採用したコントロール奪取カードはエクストラも含めて24枚。

《人造人間-サイコ・レイヤー》
《No.11 ビッグ・アイ》

《銀河眼の光波龍》
《FNo.0 未来皇ホープ
《FNo.0 未来龍皇ホープ
《マジマジ☆マジシャンギャル》
《ヴァレルロード・ドラゴン》
《グレイドル・アリゲーター》3
《グレイドル・イーグル》3
《グレイドル・コブラ》1

《精神操作》1
《洗脳-ブレインコントロール》3

《奇跡のマジック・ゲート》3
《大捕り物》3

 

・グレイドルモンスターは言わずもがな戦闘で破壊されるか、モンスター効果魔法罠の効果で破壊される事で相手のモンスターに装備されコントロールを奪います。装備のため対象にとられないモンスターには無力のため、壊獣に変えて使ってやりましょう

 

《グレイドル・パラサイト》
永続罠
「グレイドル・パラサイト」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこの効果を発動できる。自分フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキから「グレイドル」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分の「グレイドル」モンスターの直接攻撃宣言時に、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。相手フィールドにモンスターが存在しない場合、そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。

 

直接攻撃を受けた時にデッキからグレイドルを特殊召喚できる《グレイドル・パラサイト》は壊獣からの攻撃を防いだり相手の墓地のモンスターを釣り上げて特攻&コントロール奪取で自分の場を固められます。相手モンスターのレベルにより、自分のエクシーズモンスターのランクと合うモンスターがいればそれを釣り上げてもいいでしょう

 

《グレイドル・インパクト》は毎ターングレイドルカードのサーチorグレイドルと相手のカード1枚の破壊を選べるのでアド稼ぎ頭です。効果の遅さはコストの無さと恒久性で目を瞑りました。

 

《グレイドル・インパクト》
永続魔法
「グレイドル・インパクト」の(1)(2)の効果は
1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの「グレイドル」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分エンドフェイズにこの効果を発動できる。デッキから「グレイドル」カード1枚を手札に加える。

 

インパクト》は同名カードをサーチできるので魔法コストを要求する《サモンプリースト》のコストに転用したり、破壊効果の対象として場に置いたり用途は多いので早めに発動したいところです

《サモンプリースト》からはレベルを変動できる《ガガガマジシャン》を呼び出し、《妨げられた壊獣の眠り》で出した自分の壊獣でエクシーズ召喚。《ビッグアイ》や《光波竜》でコントロール奪取の流れから直接攻撃したいところ。

また、《サモンプリースト》は星4魔法使いを並べやすく、《奇跡のマジックゲート》の発動条件を満たせたり、2回攻撃からのキル性能を誇る《Em トラピーズマジシャン》でフィニッシャーを召喚できます。《トラピーズ》は破壊されてもデッキからEmモンスターを保障してくれるので、壁や素材になる《トリッククラウン》や唯一星6の《Em スティルツ・シューター》を展開し、ランク6《シェリダン》に繋げるのも手です

 

《Emスティルツ・シューター》
効果モンスター
星6/地属性/魔法使い族/攻2200/守 0
「Emスティルツ・シューター」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分は通常召喚できない。
(2):自分の墓地にこのカード以外の「Em」モンスターが存在し、相手にダメージを与える魔法・罠・モンスター効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手に2000ダメージを与える。

 

《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

 

・コントロール奪取デッキでお馴染みランク6の《シェリダン》ですが、相手のモンスターを奪えてさえいれば自分が用意する星6は一体で済むため《スティルツシューター》+《洗脳》などで成立可能。《ガガガマジシャン》も星6に変えられるので便利。

シェリダン》は場のモンスターが破壊されたら相手のモンスターを更に釣り上げる効果があり、2体目の《シェリダン》を作り直す事も可能です。「No.以外の同ランクモンスター」でエクシーズできる希望の星でガチガチに固めていく道も開けます

 

《FNo.0 未来皇ホープ

エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2ルール上、このカードのランクは1として扱う。
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。
(3):フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

 

・余談ですが、素材要求「魔法使い星6枠」では《マジマジ☆マジシャンギャル》までコントロール奪取効果を担っていますが、汎用ランク6の《人造人間 サイコレイヤー》も同様の効果を持つので《風紀宮司ノリト》を作って魔法罠のカウンターに向かってもいいかもしれません。星6単騎はともかく、2体並ぶ事は稀ですが、何故か狙える時が来たり作りたいのに丁度エクストラから抜いていたり。勝負ごとは不思議ですね

 

・総括

というわけでコントロール奪取のお話でした

味方が敵に

敵が味方に

追い詰める側が追い詰められる側にという逆転にコントロール奪取の機微が含まれていて面白いです

環境対面ならエクストラに十二獣やアーゼウスなど、更に重ねられるようなモンスターを用意しておくべきかもしれませんが、今回も面白さ優先で使いたいモンスターを採用しました

エクストラは常に取り替える機会多いので、環境戦も模擬戦もその折々に。

 

そんなこんなでまた次回